バイナリーオプションにはボリンジャーバンドとRSIの組み合わせが最適な理由

ボリンジャーバンドとRSIでバイナリーオプションを攻略
当記事で分かること
  • ボリンジャーバンド、RSIの特徴
  • 2つのインジケーターの設定方法
  • 順張りと逆張りの攻略法

テクニカル分析で使えるインジケーターはかなり豊富です。

バイナリーオプションでも色々な組み合わせが紹介されていますが、メジャーな指標のペア代表のひとつとして「ボリンジャーバンド+RSI」があります。

どちらもシンプルなインジケーターですがとても便利です。

相性のいい2つのインジケーターのペアは、順張りにも逆張りに活用できるので使い方や攻略法を詳しく解説します。

どっちも使ったことがあるインジケーターです!
多くの人に馴染みがある指標ですね。
慣れ親しんでいるので攻略もしやすいでしょう。

【あなたは正しいバイナリーオプションの攻略法を使っていますか?】
最適なバイナリーオプション攻略法に迷っている方は、当サイトの「バイナリーオプションの攻略手法総まとめ!勝ちたいなら要チェック!」を参考にしてください。実際に活用できる攻略法をまとめていますので試す価値ありです。

ボリンジャーバンドとRSIの特徴

まずは組み合わせの根拠を理解するために、2つの指標の特徴を知っておきましょう。

ボリンジャーバンドもRSIも、他の色々なテクニカル指標と組み合わせて使えます。

バイナリーオプションの攻略に役立つので知識はつけておくべきです!

ボリンジャーバンド(Bollinger band)

移動平均線+標準偏差からなる指標がボリンジャーバンドです。

少し専門的な分野にはなりますが統計学を元に作られていて、相場の勢い・方向・転換の目安を読み取ることができます。

ボリンジャーバンドの構成

移動平均線を挟んだ上の2本は内側から+2σ・+3σ、下の2本は内側から-2σ・-3σです。

値動きによってバンド幅は広くなったり狭くなったりを繰り返しますが、バンドを大きく打破しない傾向からそれぞれの範囲内に収まる確率が算出されています。

+1σ~-1σの範囲内に収まる確率 68.3%
+2σ~-2σの範囲内に収まる確率 95.4%
+3σ~-3σの範囲内に収まる確率 99.7%

今回のチャートでは省略していますが+1σ・-1σも表示させることができます。

ローソク足が+・-で行ったり来たりしている状態ではレンジ相場ですが、+または-のどちらかに偏って動きだしたらトレンド発生です。

よってボリンジャーバンドはトレンド相場・レンジ相場どちらにも対応しています。

欠点としてダマシが多いことが挙げられるので、単体で使うよりも他のテクニカル指標と組み合わせて使うことがおすすめされているのです。

ボラティリティが高いほどバンド幅も広がります。強いトレンドほど広がると覚えておきましょう!

なるほど。
じゃあボラティリティが低い・レンジ相場だと狭くなるんですね!

RSI( Relative Strength Index)

買われすぎ・売られ過ぎを数値で表示するのがRSIです。

  • 50%よりも高いと買いが優勢
  • 50%よりも低いと売りが優勢

と判断し、基本的に20%~80%の間で動いています。

RSIの買われすぎ・売られすぎの見方

バイナリーオプションでは70%・30%を基準にする人がほとんどです。

70%を超えると買われすぎ・30%以下になると売られすぎと判断します。

100%に近いほど強い相場、0%に近いほど弱い相場です。

数値は公式で計算されています。

RSIの計算式

一定期間の平均上昇幅と平均下落幅を参考に作られている指標なのです。

面倒臭い計算もお任せしてひと目で判断ができる優れものではあるのですが、トレンドが発生している相場では天井や底に張り付いて推移します。

そうなるとシグナルが正しく出ないのでトレンド相場は苦手です。

トレンド相場では正しいシグナルは出ないのですか?
出るのですがダマシと間違えないように見分ける必要があります。

2つの指標はなぜ相性がいいのか

相性がいい理由

ボリンジャーバンドとRSIの特徴から相性がいい理由が見えてきました。

相性がいい理由
  • トレンド相場に弱いRSIをボリンジャーバンドがカバー
  • だましが多いボリンジャーバンドをRSIがカバー

トレンド相場では力を発揮しにくいRSIをボリンジャーバンドが助け、ダマシのシグナルが出ることも多いボリンジャーバンドをRSIが助けているのです。

欠点をカバーしあえるテクニカル指標の組み合わせとなっています。

相手のデメリットを自分のメリットで助けることができるコンビなので、バイナリーオプション以外の取引の攻略でも活用されています!

インジケーターの設定値

次にボリンジャーバンド・RSIの設定値についてです。

攻略手法によって設定値は変わってくるので、「バイナリーオプションにはこれ!」という設定を断言することはできません。

今回はメジャーな設定値をそれぞれご紹介しておきます。

ボリンジャーバンドの期間と偏差は操作が理想

初期の設定値から変更して挿入するのが理想なのがボリンジャーバンドです。

バイナリーオプションは基本的に超短期・短期取引なので、短い判定時間に合わせて期間や偏差をMT4で設定をします。

ボリンジャーバンドの設定値
ボリンジャーバンドの設定値
  • 期間は20~24が多い
  • 偏差は1~3で設定

期間を短くすることで取引のチャンスは多くなります。

でもその分わずかな値動きでもシグナルが出ることがあるので、ダマシも多くなってしまい難易度は高くなるので注意が必要です。

ダマシ回避を重要視するなら期間20~24で設定してみてください。

見やすさを追求するためにも、偏差によってボリンジャーバンドのカラーの設定も変更しておくことをおすすめします。

RSIは定番の設定値でもOK

反対にRSIの設定値は初期設定から変更しないケースが多いです。

相場の状況や使う取引手法によってカスタムしたい時以外は、特に触ることなくそのまま挿入しても問題ありません。

RSIの設定値

最初にパラメーターの部分で期間が設定できます。

隣のレベル表示の部分にレベル設定があるので、70・30になっているのかを確認して問題がなければOKをクリックで挿入完了です。

見にくい色になっていたらカラーを変更しましょう。

インジケーターで右クリックをして、プロパティからすぐに変更できます。

本当だ!表示させた後でも簡単ですね。

【順張り】ボリンジャーバンド+RSI攻略手法

ではいよいよボリンジャーバンド+RSIを使った攻略手法です。

この組み合わせでの攻略は順張り・逆張りどちらにも使えますが、順張りをおすすめするトレーダーが多い傾向があります。

相場の状況にもよるのでどちらも覚えておくと便利です。

トレンド相場で勝率アップが目指せる順張り手法

以下の設定でMT4にボリンジャーバンドとRSIを挿入します。

ボリンジャーバンド 期間40・偏差2
RSI 期間14・レベル70・30

この手法ではボリンジャーバンドが初期設定のままだと効力を発揮しないので、必ず期間40・偏差2で設定変更をしておいてください。

準備ができたらスクイーズを探します。

順張りのエントリー条件

スクイーズから緑の◯の部分でエクスパンションがスタートしました。

発生した直後のローソク足がボリンジャーバンドの2σに沿ってバンドウォークしていることを確認してください。

条件をクリアしたら次はRSIを見ます。

70をブレイクしていることが確認できたら全ての条件が満たされているので、エクスパンション発生のローソク足の次足で順張りエントリーです。

レンジ相場では使わない方がいい手法なんですか?
条件が全部クリアできて高勝率が期待できるのはトレンド発生時なので、トレンド相場で使って攻略してみましょう!

【逆張り】ボリンジャーバンド+RSI攻略手法

次は逆張りのボリンジャーバンド+RSI攻略法です。

色々な手法があるのですが逆張りの場合は、トレンドの転換点に注目してエントリーをする方法が多い傾向があります。

使いやすい手法を探してみてください。

シンプル!反転シグナルエントリー

以下の設定でMT4にボリンジャーバンド・RSIを挿入します。

ボリンジャーバンド 期間21・偏差3
RSI 期間14・レベル70・30

あとは±3σにローソク足がタッチするタイミングで、RSIが70以上または30以下になっているポイントを狙うシンプルな手法です。

エントリーポイント

ローソク足・±3σ・RSIの3つをよく見てエントリーポイントを探します。

Highローソク足が-3σにタッチ+RSIが30以下
Lowローソク足が+3σにタッチ+RSIが70以上

シンプルな攻略法なのでバイナリーオプションを始めたばかりの初心者の人でもすぐにマスターできるはずです。

HighとLowのエントリーミスには注意してください。

シンプルで分かりやすいけど、何が根拠になっているんですか?!
ボリンジャーバンドの3σに収まる確率から反転を見極め、さらにRSIの買われすぎ・売られすぎで根拠を詰めています。

エントリーポイントが掴みにくい時はMACDを追加

逆張りでエントリーポイントが掴みにくい時はMACDを追加します。

上部のメニューから【挿入→インディケータ→オシレーター→MACD】で挿入することができるので、3つ並べて表示させてみてください。

3つの指標のエントリー条件

同時に3つのシグナルが確認できることで精度が増します。

MACDは日本語では移動平均収束拡散と言い、名前の通り移動平均線を応用して作られている指標で買い・売りのタイミングを判断することができるものです。

RSIと相性が良いので活用して戦略をたててみてください!

順張りと逆張りはどっちの手法の方が勝てる?

バイナリーオプションでボリンジャーバンド+RSIを使う時、順張りと逆張りならどっちの手法の方が勝てるのか?という質問は多いです。

相場の状況にもよるのでこっちと言い切ってしまうことはできません。

ただ、相場は【トレンド30%・レンジ70%】と言われていて、基本的にレンジ相場の方が多い傾向があります。

レンジ相場に合う手法が使いやすく勝率アップが期待できそうです。

手法に囚われすぎることなく、その時の相場の状況に応じて使わけることができるスキルを身につけることが利益に直結します。

バイナリーオプションをボリンジャーバンドとRSIで攻略しよう!

ボリンジャーバンド+RSIのまとめ

覚えやすいシンプルな手法が多いテクニカル指標の組み合わせでした。

初心者でも使いやすいのですが、それでも分かりにくい時はさらにあと1つ自分がこれだと思う指標を追加することをおすすめします。

ポイント
  • デメリットを補いあえる
  • 相場の勢い、方向性、転換点、売買ポイントが読み取れる
  • トレンド相場、レンジ相場に対応できる

ダマシなどのデメリットを回避できる組み合わせであることや相場の状況が把握できる組み合わせであることは大前提です。

一緒にトレンド相場に強い・レンジ相場に強い手法を持っておきましょう!
ボリンジャーバンド+RSIの他にも、組み合わせることでバイナリーオプションのテクニカル分析の精度が高まるものはあるので勉強してみてください。!

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