バイナリーオプションの攻略手法総まとめ！

投資であるバイナリーオプションは考えなしに取引をしても利益は出ません。

きちんとテクニカル分析やファンダメンタルズ分析をすることは必須ですが、他にも戦略のポイントや注意点などがあります。

そのため、重要項目は事前に抑えて効率よく取引ができるように準備をしておきましょう。

この記事では、バイナリーオプションを攻略するための基礎知識やお勧めしたい手法、逆にあまりお勧めできない手法などについて詳しく解説します。

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攻略する為に必要な基礎知識

すぐにでも手法を知りたいかもしれませんが、まずは基本を押さえましょう。

バイナリーオプションで勝てるトレーダーになるためには、重要な基礎知識を意識して取引をすることがポイントです。

ローソク足はマスターしておく

相場の分析をするためにはローソク足が読めることが大前提です。

ローソク足には陽線と陰線があり、始値・終値・高値・安値を示しています。

始値から終値までを実体、高値と安値の線がヒゲです。

高値の線を上ヒゲ・安値の線を下ヒゲと呼び、他にも上影・下影と呼ぶ人もいます。

ローソク足の基本をしっかりマスターしていないとテクニカル分析をすることができないので、勝つためには必ず勉強して覚えてください。

裁量トレードを覚える

バイナリーオプションは裁量取引をしないと勝てません。

裁量取引とは？

金融取引を行う際、その都度自らの投資判断で売買を行うこと。ディスクレショナリー取引、裁量トレードとも呼ばれる。

引用：野村證券

もう少し砕いて説明すると、分析の結果や自分の持ちうる知識を根拠に「ここでこうすれば勝てる可能性が高い！」と判断してエントリーをすることを裁量トレードと言うのです。

HighかLowの2択なのに裁量が必要なのか？と思う人もいるかもしれませんが、バイナリーオプションは裁量なしで適当にエントリーをしたとすると勝率は半々の50％になります。

ただ、ペイアウト率は簡単な裁量で予想ができる難易度の低い取引オプション＆判定時間では低い設定、逆に難易度の高い取引方法では高い設定になっています。

適当に取引をしても勝率は上がらないので、バイナリーオプションに裁量トレードは欠かせないものとなっています。

MT4の使い方を覚える

業者ごとの取引プラットフォームには、一応チャートが表示されています。

でもしっかりと詳細を分析するためにはバイナリーオプション業者のチャートは簡易的でスペックが不十分と言えます。

そこでおすすめするのが「MT4」です。

MT4は世界中のトレーダーに利用されています。

多くの人が同じチャートを見てエントリーをするので、大衆心理を参考にしたテクニカル分析の精度を高めることもできるようになっています。

また、MT4を使うならFX業者への登録が必要です。

なお、MT4ダウンロードついでにFXでも投資をする人もいます。

短期取引をバイナリーオプションで長期取引をFXで行うことで効率よく資産運用をすることも可能だからです。

2つの分析方法が必要不可欠になる

勝率を高めて根拠のあるエントリーをするためには、次の2つの分析が必要です。

「それくらい知っている！」と思った人も多いかもしれませんが、なんとなくネットを参考に行ってみてうまく活用できていないケースも多いです。

テクニカル分析

まずは王道のテクニカル分析についてです。

中でも、チャート分析をメインとして自分の判断でエントリーの決定をするトレーダーのことを裁量トレーダーと呼びます。

反対にツールがメインで取引をする人はシステムトレーダーと呼ばれています。

FXでは自動売買ができるのでシステムトレーダーも一定の割合いるのですが、バイナリーオプションは自動売買が禁止されているのでほぼ裁量トレーダーです。

また、テクニカル分析にはメリットもデメリットもあります。

初心者には敷居が高そうと感じた人もいるかもしれませんが、今は業者のトレーディングツールでテクニカル指標が使えることも多いので心配ありません。

ファンダメンタル分析

次はファンダメンタル分析についてです。

FXや株の取引ではテクニカル分析と一緒に行い精度を高めて取引をするのが一般的ですが、「バイナリーオプションではあまり意味がない」と言われています。

というのも、バイナリーオプションは短期取引だからです。

要するに、超短期取引よりも中期～長期の取引の時に効力を発揮しやすい分析方法なのです。

だからといってバイナリーオプションでファンダメンタル分析を省いて情報収集を怠っていると、痛い目に合うこともあります。

一番関わりが深いのが「経済指標」です。

各国の景気や物価に変化があれば通貨の需要も変化し相場が大きく動きます。

他にも、金融政策・金利の変更・貿易収支などの情報からファンダメンタル分析を行い、多くのトレーダーが活発に売買をすることで相場が急変することも少なくはないのです。

7つの手法を無料デモで試してみる

自分の投資スキルとの兼ね合いや相性もあるので、自分自身での判断は難しいです。

バイナリーオプションでよく使われる7つの手法をご紹介します。

自分に合いそうな攻略手法があったらまずは無料のデモ口座で試してみてください。

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両建て

バイナリーオプションではHighとLowのどちらでもエントリーをすることを意味します。

ただ、分析の難易度が高いので一定の取引経験のあるトレーダーが使っている手法です。

具体的には、短期と中長期トレンドを狙って両建てをします。

うまく分析ができればリスクヘッジになるので、相場の方向性が明確になってくるまで両建てで損益固定を行えば効果的です。

ただ、国内業者を中心に両建てを禁止している業者もあります。

禁止行為に該当してしまった時は利益の没収や口座凍結・強制解約などの処分が下されることがあるので事前に確認しておいて下さい。

グランビルの法則

1960年にアメリカのジョセフグランビル氏が考案した法則です。

最初は株取引をする時に活用されていた手法ですが、60年以上が経過した現在でも使い続けられ、様々な投資の分析をする時に使われています。

法則は8種類で、ローソク足と移動平均線を使うシンプルなものです。

バイナリーオプションでグランビルの法則を使う時は、「買い＝High」「売り＝Low」なのですごくシンプルな手法になってます。

ただし、短期の買い・短期の売りは相性が悪いです。

経済指標の発表や要人発言に注意しながら、ダウ理論やエリオット波動などを組み合わせてよりサインの根拠を強めてみてください。

モンテカルロ法

アメリカの数学者スタニスワフ・ウラム氏が開発した別名「ランダム法」のことです。

乱数を使いシュミレーションをしつつ分析をするのですが、もともとはカジノで使われていた手法なのでバイナリーオプションでは少し内容が変わります。

条件に一致しなくてもモンテカルロ法を使うことはできますが、計算がややこしくなったり利益が出しにくくなったりするのでできれば守りましょう。

計算方法は以下の通りです。

パソコンやスマホでメモを開いたり、ノートや手帳・メモ帳を開くなどしてすぐに計算ができる状態を整えて取引を開始してください。

計算ミスが出ると損益に直結するので十分に気をつけて行いましょう。

より詳しいモンテカルロ法についての説明や実際に使って取引をしてみた時の結果などは、以下の記事にまとめているので参考にしてみてください。

パーレー法

乱用はおすすめできませんが、奥の手としてパーレー法もご紹介します。

逆マーチンとも呼ばれている手法で、もともとは勝った時にその取引の掛け金の2倍を次の取引の掛け金として使うという手法です。

バイナリーオプションにおいては、ペイアウト額を次の取引の掛け金とします。

このように、連勝する必要はありますが、勝てる相場なら活用できます。

値動きから今後の相場の方向性が予想できて、精度の高いテクニカル分析もできるトレーダーでないとパーレー法は使えません。

使い方によってはギャンブルになってしまいますからね…。

ライントレード・ゾーントレード

初心者にもおすすめできるのがライントレード・ゾーントレードです。

ライントレードではトレンドライン(上昇トレンドライン・下降トレンドライン)とレジスタンスライン・サポートラインを使います。

詳しくは以下の通りです。

一方、ゾーントレードは引く線を2本にして線と線の間をゾーンとし、そのエリア内でエントリーチャンスを探します。

ヒゲが長くなっている部分を狙いつつ、インジケーターやプライスアクションを活用して精度を高めて使ってください。

より詳しい攻略法は以下でチェックできます。

時間帯

勝てる時間帯を意識することも攻略手法のひとつです。

今まで時間帯を意識してバイナリーオプションの取引をしていなかった人や初心者の人は、まずは世界3大市場が開いている時間帯で取引することをおすすめします。

以下の時間帯で値動きが活発で安定している時間があるのです。

他にも時間帯によって使う手法を変えたり、取引をする通貨ペアや銘柄を変えるのも有効となっています。

気にしていない人も多いようですが、時間帯ごとの相場の動きはバイナリーオプションでは気にすべき案件なので少しずつでも勉強してみてください。

空中浮遊法

バイナリーオプションの攻略法の一つである空中浮遊法。

バイナリーオプションyoutuberの投資家中田氏が考え出した手法です。

様々なロジックが組み込まれており、バイナリーオプションの攻略に有効な手法だと考えられます。

さらに、KINTOKIという方が、空中浮遊法のサインツールを作成して販売を行っているみたいですね。

推奨できない手法4選

強く推されていても個人的にはあまりおすすめできない攻略手法も存在しています。

というのも、掲載されている利益が出ている画像や連勝している画像は作ることができるため信憑性は低いからです。

具体的には、次のポイントに該当する場合は利用を控えたほうが良いでしょう。

00秒エントリー

有名なバイナリーオプションの手法のひとつに00秒エントリーがあります。

時間が切り替わる00秒でエントリーをする手法のことです。

例えば、「9：20：00」「9：30：00」「9：40:00」などぴったりの時間でうまく取引をしなければいけません。

ただ、タイミングよくエントリーできないことの方が多く、約定拒否やスプレッド幅の広がりなどデメリットが多くなっています。

基本的に00秒エントリーはツール販売の宣伝が多いです。

グッドマン法

本来はカジノの手法で「1235法」とも呼ばれているグッドマン法は、回数を重ねて小さな利益を少しずつ積み上げていく手法です。

使うには以下の設定が条件になっています。

最初は掛け金1からなので1,000円だとすると、2回目は2,000円・3回目は3,000円です。

負けたらそこで一旦終了でリセットされるので、取引を続けるのであれば次の掛け金は1,000円からのスタートになります。

お気づきのように連勝しないと損失になる可能性が高い手法です。

仲値ゴトー日手法

00秒エントリーと同じく有名なのが仲値ゴトー日手法。

「白川術」など様々な呼び方をされることがありますが、明確な根拠はないアノマリー(迷信のようなもの)です。

上記の日にちは発表前後に相場が大きく動くと言われています。

ですが、実際に大きな値動きを見せることはそこまで多くもなく、基本は穏やかで静かな相場であると思っておいてください。

ムラマツ流

自称専業トレーダーのムラマツ氏が紹介している手法です。

ただ、手法というよりもシグナル配信であって、公開されている攻略動画もざっくり取引方法だけ解説しているだけで明確なロジックは分かりません。

完全紹介制のLINEに登録すれば、無料でシステムを配布するというのも違和感があります…。

youtubeに載せているということは情報をばらまいているということで、特に招待がなくても簡単に加入できてしまうのです。

今のところは特に被害にあったなどの悪い噂はたっていません。

ただ、「ムラマツ流はバイナリーオプションでは使えない」という意見が多いので、よく考えて取り入れることをおすすめしています。

まとめ

バイナリーオプションの攻略手法についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか？

バイナリーオプションは、様々な方法で攻略法を見出すことができます。

勝てるトレーダーになるためには、高額ツールやレクチャーよりも精度の高い分析と知識が重要になるということを頭に入れておきましょう。

もちろん、情報やツールを購入するのは自己責任ですので、絶対にダメだとは言いません。

ただ、せっかくの大事な資金をムダにしてしまわないためにも、根拠のあるエントリーができるように攻略手法を組み合わせてみることをおすすめします。

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著者：石井 諒太朗

国内FXを試みましたが、損切りが多く怖くなり、バイナリーオプションに切り替えた。利益率が高い海外バイナリーオプションでは損失を限定できたが、ギャンブルトレードや詐欺業者にお金をもっていかれ失敗。その後、テクニカル分析やバイナリーオプション業者について詳しく調査。バイナリーオプション初心者の方に向けて、私と同じ過ちを繰り返さないで欲しいため、経験に基づく情報を公開中。

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