バイナリーオプションには数え切れないほどの取引手法があります。
その中でも「オンラインカジノでよく登場するパーレー法が活かせるのではないか」という意見が出てきていました。
大きな利益が出せるのか気になるところです。
最適なバイナリーオプション攻略法に迷っている方は、当サイトの「バイナリーオプションの攻略手法総まとめ!勝ちたいなら要チェック!」を参考にしてください。実際に活用できる攻略法をまとめていますので試す価値ありです。
パーレー法とは
まず最初にパーレー法とは?というところから説明します。
バイナリーオプションではマーチンゲール法という手法は多くの人が聞いたことがあるはずです。では逆マーチンはどうでしょうか。
その逆マーチンこそがパーレー法なのです。
ではパーレー法はどのようにバイナリーオプションで取引をしていくのか、やり方をチェックしていきましょう。
パーレー法のやり方
まずマーチンゲールのやり方を思い出してみて下さい。
負けたら資金を倍にして勝つまでエントリーを続けていく取引手法で、理論上はいつか絶対に勝てると言われています。
その逆がパーレー法です。
オンラインカジノのパーレー法は、勝った時にその取引の掛け金の2倍を次の取引の掛け金として使うことを意味しています。
バイナリーオプションではペイアウト額をそのまま次の取引の掛け金にします。
取引回数 | 掛け金 | ペイアウト |
---|---|---|
1回目 | 1,000円 | 1,950円 |
2回目 | 1,950円 | 3,802円 |
3回目 | 3,802円 | 7,413円 |
4回目 | 7,413円 | 14,455円 |
5回目 | 14,455円 | 28,187円 |
この結果はペイアウト率1.95倍でパーレー法を使った場合です。
通常掛け金は一定で取引をするので利益分950×5回で4,750円の利益になりますが、パーレー法で5連勝をしたことで28,187円の利益になりました。
リスクは伴いますが、大きく利益が稼げる手法になっています。
連勝確率と使える相場
大きな利益を上げにくいバイナリーオプションで、パーレー法は画期的な手法に感じた人も多いはずです。
でも連勝しなければいけないことを忘れてはいけません。
バイナリーオプションは今よりも価格が上がるか下がるかを予想することになるので、単純に考えれば確率は50%です。
でも連勝となると確率は変わってきます。
1連勝 | 50% |
---|---|
2連勝 | 25% |
3連勝 | 12.5% |
4連勝 | 6.25% |
5連勝 | 3.13% |
6連勝 | 1.56% |
7連勝 | 0.78% |
8連勝 | 0.39% |
9連勝 | 0.19% |
10連勝 | 0.1% |
ただ、この確率も勝率次第では変化するので断言はできません。
テクニカル分析を徹底することで勝率を高めれば、より多くの連勝回数に達することができる可能性はあるのです。
もうひとつパーレー法を使うタイミングも重要になります。
- トレンド相場であること
- 連勝できる可能性が高いとき
バイナリーオプションでは上昇トレンド・下降トレンドが発生している時に、パーレー法を使うと有効だと言われています。
トレーダーなら「今日は勝てそう」「エントリーの根拠が強い」など、勝てる自信がある日を体験したことがある人も多いでしょう。
バイナリーオプションで使う時のメリット・デメリット
マーチンゲールのようにバイナリーオプションで使うとメリットが多いように見えるパーレー法ですが、デメリットもあります。
大きな利益をあげることだけに固執しないように注意しましょう。
パーレー法のメリット
まずはパーレー法をバイナリーオプションで使うメリットです。
- 自分で止めるタイミングを決められる
- 負けたとしても損失が少ない
- うまく連勝が続けば利益がかなり大きくなる
マーチンは勝つまで取引をしないと、今までの損失を取り返すことはできません。
でもパーレー法なら4連勝まで・5連勝までなど、自分で好きなタイミングで取引をストップすることが可能です。
確率は低くとも連勝が続けば利益はかなり大きくなります。
たとえ負けたとしても損失は最初の掛け金だけなので、大きなダメージを受けることがないのもパーレー法のメリットです。
パーレー法のデメリット
次にデメリットを見ていきましょう。
- 1回でも負けると利益が出ない
- ストップをかけるタイミングの判断が難しい
- 簡単に誰でも使える手法ではない
- マーチンゲール自体が禁止されている業者が多い
1番重要なのはスキルや知識が必要な取引手法なので、誰にでも簡単に使うことができる手法ではないということです。
またマーチン禁止にも気をつけなければいけません。
例えばハイローオーストラリアではマーチン禁止と書かれてはいませんが、ブラックボックス取引に該当する可能性があると言われています。
確実に許可されているバイナリーオプションで使いましょう。
他にも「もっと稼ぎたい!」と連打を止めなかったり、ハマって何度も取引をして負けて損失が膨らむデメリットもあります。
マーチンは見つけやすいので口実に使い、稼ぎすぎた人を対象に口座凍結などをしているという噂もあります!
パーレー法をバイナリーオプションで有効にする方法
バイナリーオプションでパーレー法を使って利益をあげている人もいるようなので、絶対によくないとも言えません。
でもデメリットがあることは理解して納得した上で手法を使ってください。
実際にバイナリーオプションでパーレー法を使う時、有効にするためにはどうしたらいいのかポイントをご紹介します。
資金に余裕がある時に始める
バイナリーオプションの連勝確率は、回数が増えれば増えるほど下がっていきました。
できれば早い段階で利益を稼いで、少ない取引回数でパーレー法を終了させるのが理想の取引スタイルです。
つまり、1回の取引の利益が多ければ多いほど有利だということになります。
例えば最初に「10,000円でエントリーをしたら」「50,000円でエントリーをしたら」と考えると分かりやすいはずです。
連勝目標を決めておく
「◯連勝したらパーレー法をストップする!」という目標を決めてから取引を始めることはかなり重要になっています。
人間は欲が出てきてしまうものです。
うまく連勝を積み重ねることができてしまった場合、もっと稼げるかもしれないと取引を続け最終的に利益が0になってしまうことも。
ペイアウト率・最大掛け金が高い業者を使う
パーレー法は、ペイアウト率と最大取引金額が大きなバイナリーオプション業者で使うことをおすすめしています。
ペイアウト率が低いと利益も小さくなるからです。
また、最大掛け金の上限が低いと連勝が続いて掛け金が大きくなった時に対応できない可能性があります。
業者名 | ペイアウト率 | 最大掛け金 |
---|---|---|
ハイローオーストラリア | 1.85倍~2.30倍 | 200,000円 |
ザオプション | 1.80倍~2.00倍 | 50,000円 |
ファイブスターマーケッツ | 1.70倍~1.90倍 | 100,000円 |
1.65倍~2.05倍 | 50,000円 |
掛け金が大きければ大きいほど、最大取引金額に達するまでの回数は少なくなります。
バイナリーオプションでパーレー法を使う人はある程度の投資資金がある人なので、掛け金が10,000円・50,000円など大きくなりがちです。
ザバイナリーで掛け金50,000円でペイアウト率2.05倍で取引をしたとします。
50,000円×2.05倍のペイアウト金額は102,500円です。
1回の取引で最大掛け金を有に超えてしまうので、パーレー法が成立しません。
最大取引金額が大きな業者を選択すべきです。
ペイアウト率に関しては以下の業者ランキングを参考にしてください。
バイナリーオプションでパーレー法は使うべき?
パーレー法はマーチンゲールよりはリスクは低く使いやすい手法です。
安定した勝率を維持しているトレーダーなら連勝できる可能性も高く、大きな利益が出せることもあり夢のある手法であることは間違いありません。
でもバイナリーオプションは投資です。
必ず思い通りに値動きがある訳でもなく、分析の結果が100%当たるとも限りません。
バイナリーオプションでいつも使う手法として使うべきではなく、安易に使ってしまうと資金がなくなってしまう可能性もあります。
使うなら以下の条件に当てはまる人がいいでしょう。
- 計画的にバイナリーオプションに取り組んでいる
- 取引をする上で冷静な判断ができる
- 投資資金に余裕がある
- 勝率が安定している
パーレー法についてのまとめ
今回は利益をそのまま次の取引の掛け金として使うパーレー法をご紹介しました。
ただ、トレーダーによってはカジノと同じように、勝てば掛け金を倍にしていくやり方をしている人もいるようです。
倍にするスタイルのパーレー法は負けるとしっかりと損失が出ます。
どんな取引になるのか知りたい時は、自己資金を使うのはもったいないのでデモを使用しパーレー法を試してみることをおすすめします。