日本人利用率No.1のハイローオーストラリアですが、中には「ハイローオーストラリアに約定拒否された!」という悪い口コミを目にします。
※ツイートは右スクロールで確認できます
さぁみなさん、SHOW TIMEです。
— GMT (@GMT01) July 13, 2017
ハイローオーストラリアを現行でやっている方は必見です。
結論から言うと、ハイローはレート操作をおこなっています。
2回に分けて、証拠画像込みでツイートします。
その後、個人的な見解を述べます。それではご覧ください。
ハイローオーストラリアふざけんなよ!!
— megane (@megane_benzou) November 14, 2019
複数の証券会社(FXCMなど)の足見ても陰線やんけ。終了時には勝ってたのに後から為替レート操作はアカンやろ。
こちとら全てのエントリーのキャプチャー抑えてるんやで!! pic.twitter.com/ZUgTsak0ZL
果たして、このような噂は本当なのでしょうか?
この記事では、ハイローオーストラリアの約定拒否について徹底解説していきます。
約定拒否とは?
まずは約定拒否の説明をします。
※必要ない方は次の章まで飛ばしてもらっても構いません。
エントリーを行ったにも関わらず、エントリーがうまく約定せずに弾かれてしまう状態のことです。
約定とは、株式や為替取引において売買が成立することです。ハイローオーストラリアでは、購入してエントリーが開始されることを示します。
約定拒否されると、「レートが更新されたため、約定できませんでした。」という文字が画面上に表示されます。一度は見たことがあるのではないでしょうか?
約定拒否された場合、取引が帳消しになるので予想が当たっても利益になりません。
約定拒否が原因で負ける?
約定拒否が原因で負けてしまうことはたしかにあります。
実際、ハイローオーストラリアとザオプションの約定拒否発生時の勝率を検証したものもありますが、それによると、ハイローオーストラリアの約定拒否発生時の勝率は76.1%だったそうです。
そのため、「約定拒否されていなければ勝てていた…」というケースもあるでしょう。
ただ、ハイローオーストラリアで取引していて負けるのはトレーダー側に原因があることも多いです。
事実、約定拒否されたおかげでいい感じでエントリーポイントがずれて勝てることもあります。
また、中には「ハイローオーストラリアがレートを裏で操作している!」といった根も葉もない噂を流す人もいるようです。
ハイローオーストラリアの約定拒否はレート操作が原因といわれる理由
ハイローオーストラリアがレート操作しているといわれる理由には以下のようなものが挙げられます。
MT4のレートとのレートが違う
約定拒否が起こったときに不満の原因として最も挙げられるのが、MT4とハイローオーストラリアのレートのズレです。
「MT4とハイローオーストラリアのレートがずれている=ハイローオーストラリアはレート操作している!」といった感じです。
バイナリーオプション取引で相場分析を行う際に多くのトレーダーが利用している分析ツールのことです。世界中のトレーダーが愛用しており、無料で利用することができます。
また、MT4にも種類があります。
例えば、有名なものだけでも「XM MT4・FXDD MT4・OANDA MT4・Axiory MT4…」とたくさんあります。
つまり、MT4といってもレートを提供する会社が異なるため、MT4によってもレートがズレてくるのです。
ちなみに、ハイローオーストラリアの取引画面に表示されているレートの提供会社は以下のとおりです。
- 為替レート:FXCM社・レバレート社
- 仮想通貨等:Bitfinex社・BitMEX社
2社のレートを採用しているのは、公平性を保つためです。
さらに、ハイローオーストラリアでは判定レートの一覧も公開しています。
ということで、ハイローオーストラリアがレート操作することは不可能です。
デモ口座のレートと違う
デモ取引とリアル取引でハイローオーストラリアのレートが違うという現象もあるようですね。
実際に比較すると次の通りです。
※同じ銘柄、全く同じ時間帯のリアル口座とデモ口座のチャートです。
【リアル画面】
【デモ画面】
ハイローオーストラリアのレートはデモ取引もリアル取引も第三者である「FXCMPro(外国為替)」および「FXCM UK(株価指数)」のものを採用しています。
どちらも信用できる業者で、それをハイローオーストラリアは流用しているだけなので、こちらもズルのしようがありません。
おそらく、デモ取引とリアル取引のレートのズレは、配信システムの違いにあると思います。
負けると悔しいですが、実際、デモ取引とリアル取引のレートの違いは誤差程度のものです。
\誰でも無料で取引体験ができる/
二者択一なのに全然勝てない
いくらバイナリーオプションが2択の投資といえど、株式や不動産と違って投資対象は「為替」ですので負け続けることは普通にあります。
為替というのは各国の経済状況や政治勢力の拮抗関係から生まれます。全体的に成長していきますが、一国だけが協力に勝ち続けるということはありません。
そんなのだったら、独り勝ちし続けている一国の通貨にかけ続ければいいだけの話になり、そもそも為替が成り立ちませんからね…。
ですから、「負け続けるのは為替の動きがおかしいから」と考えること自体に無理があるのです。
勝てそうなときに限って約定拒否が起こる
約定拒否では取引は帳消しになりますので、勝てるタイミングで購入したのに約定拒否が発生し利益にならないとハイローオーストラリア側を疑いたくなるのも分かります。
しかし、約定拒否が起こるのにはきちんと理由があります。
先ほどもお話しした通り、ハイローオーストラリアに表示されているすべてのデータは自社で管理しているものではなく、外部のデータから収集しているものです。
そのため、レートを更新する必要があるのです。レートの更新は頻繁に行われていて、数秒~数十秒の間に繰り返し行われています。
このレート更新のタイミングにエントリーをしてしまうと約定拒否されます。
更新のタイミングとエントリーのタイミングが重なって起こるのであって、レート操作などの不正行為が行われいてる可能性は低いです。
ハイローオーストラリアで約定拒否が起きやすいタイミング
レートを外部から取り入れている以上、約定拒否が起こるのは免れません。
ただ、約定拒否が起こりやすいタイミングというのはありますので解説します。
エントリーが集中している時
相場にはエントリーが集中するタイミングがあります。誰もが勝てると思うタイミングですね。
ただ、たくさんのエントリーがあるとサーバーに負荷がかかり、約定処理を行えなくなります。
こういう時には約定拒否が起こりやすいです。
ハイローオーストラリアは人気がありますので、それだけエントリーが集中しやすく、約定拒否が起こりやすいのは仕方がないと言えるでしょう。
相場の値動きが激しすぎる時
相場の値動きが激しいときも約定拒否は起こりやすいです。
ハイローオーストラリアでは、エントリーしたいタイミングに「今すぐ購入」ボタンをクリックしてレートを確定させた後、エントリーとなります。
このレートを確定する瞬間に相場が大きく動くとレートが確定できないことがあります。
このように、エントリーした時のレートの値と確定するときのレートが大きくズレてしまった時も約定拒否が起きます。
禁止行為をしている時
ハイローオーストラリアが定める禁止行為をした場合も約定拒否されます。これは当然ですね。
具体的には次のような行為が禁止されています。
- レートの遅延やフロントランニングを狙った取引
- 業者間アービトラージ等の自動売買ソフトの利用の疑いがあると弊社が判断する場合
- クレジットカードの乱用が認められた場合
- 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合
- 本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合
- 同一人が複数口座を開いたことが確認された場合(両方の口座を解約することがあります)
知らないうちに禁止行為に該当している場合もありますので、一度きちんと確認しておきましょう。
なお、これらの禁止行為が発覚した場合は約定拒否だけでなく口座を凍結されますので注意しましょう。
00秒エントリーをしている時
約定拒否はレート更新時に起こります。
つまり、レート更新時(00秒)にエントリーしてしまうと約定拒否が起こりやすい傾向があるようです。
ですから、秒単位で細かいトレードをしていると遭遇しやすいです。
必ず発生するという訳ではありませんし、通常のトレードをするときに秒単位まで気にすることは少ないと思いますが、重要度が高い取引を行うときは00秒は避けるといいでしょう。
ハイローオーストラリアでの約定拒否対策
ここまでの解説でハイローオーストラリアで約定拒否が起こりやすい状況が分かったと思います。
約定拒否が起こりやすい状況が分かれば回避方法も分かるので解説します。
取引が集中するときを避ける
エントリーが集中するときに約定拒否は起こりやすいです。
ですから、取引が集中するシーンを避けることで約定拒否は回避できます。
ただ、どれくらい取引が集中しているか分からないと避けようがないというのも事実です。
エントリーの混み具合を正確には把握するのは難しいですが、1つは、ローソク足が新しくできるときに取引が集中しやすいという相場の法則がありますので、それを目安にすることはできます。
テクニカル指標でもローソク足が新しくできるタイミングでシグナルが出るものも多いので、このタイミングに取引が集中しやすいというのは覚えておくといいでしょう。
相場の値動きが激しいときは取引しない
約定拒否が起こりやすい状況としては、レートにズレがあるときというのがあるので、相場の値動きが激しい時に取引をしないのも約定拒否を回避する方法です。
具体的にどうやってレートがズレやすいか見分けるかというと、ローソク足の長さや出来高の多さを見るといいです。
ローソク足が長ったり出来高が多かったりすると約定されないことが多いです。
まとめ
ハイローオーストラリアの約定拒否について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
約定拒否が起きやすいタイミングについて再度おさらいしておきましょう。
- エントリーが集中している時
- 相場の値動きが激しすぎる時
- 禁止行為をしている時
- 00秒エントリーをしている時
上記のタイミングを避けて取引をすれば約定拒否に遭う可能性は低いでしょう。
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約定拒否の他にも、ハイローオーストラリアにはいくつか悪い噂があります。詳しくは「ハイローオーストラリアの危険?詐欺事例やリスクを徹底調査」でまとめているので、気になる方は参考にしてみてください。