ハイローオーストラリアを利用しているユーザーの中には、SNSなどで「口座凍結された!」という情報を発信している人がいます。
これは単なる噂ではなく、実際に凍結されてしまった人がいた事実があります。
この記事では、ハイローオーストラリアの口座凍結に関する基本情報や口座が凍結されてしまう理由について解説します。
ハイローオーストラリアの口座凍結とは?
ハイローオーストラリアの口座凍結では、取引口座の利用を制限されたり取引や出金を行うことを制限されたりする処分がとられます。
どのような理由でこのような処分が取られてしまうのか、また、口座凍結処分の段階についてもチェックしていきましょう。
口座凍結されてしまうのはなぜ?
口座凍結されてしまう理由は、一般的には稼ぎすぎや業者が定める禁止事項に触れてしまうことが原因となります。
もちろん、稼ぎすぎ自体は禁止事項に触れることはありません。
しかし、明らかに不自然な稼ぎ方を行った場合などは、マーチンゲール法や自動売買など業者が禁止している売買を行ったとみなされ口座凍結の原因となってしまうでしょう。
禁止事項に触れない範囲で取引をしよう!
口座凍結にも段階がある
口座凍結といっても、業者によって定められた段階があります。
肝心のハイローオーストラリアの口座凍結の段階は2段階で、悪質度によってどちらに該当するのか判断され措置が取られるようになっているのです。
具体的には、以下のとおりです。
- 限定凍結:一部の機能やサービスを停止する
- 完全凍結:すべての機能やサービスが停止する
このように、利用を一時的に停止される場合から取引や出金を永久に停止されてしまう場合など程度は様々です。
限定凍結
取引や入出金に関して細かい制限がかかってしまう口座凍結のことです。
禁止事項に該当する行為を取引で行っている可能性がある時など、まだ確定していない時に限定的に凍結されるパターンです。
他にも、急激に利益をあげている時も該当する可能性があります。
限定的な口座凍結では以下のような措置が取られます。
- 1オプションに1つしか取引ができなくなる
- 連打購入ができなくなる
- 取引の上限額が引き下げられる
明確な証拠がないことでハイロー側もスパッと口座凍結に踏み切れない場合に適応されますが、具体的にどういう状況で該当してしまうのかは公開されていません。
完全凍結
名前の通り、すべての機能が完全に停止する口座凍結のことです。
限定的な口座凍結とは違い、この完全凍結は明らかに禁止事項に該当する行為を行っているという場合の措置として適応されます。
基本的に、こちらが弁解をしても通らないことがほとんどです。
ただし、本当に心当たりがない時はダメもとでハイローオーストラリアのサポートに問い合わせをしてみても良いでしょう。
口座精査により何か分かる可能性もあります。
ハイローオーストラリアで口座凍結してしまった場合にできること
ここでは、口座凍結してしまってもできることについてご紹介します。
サポートへの問い合わせ
ハイローオーストラリアへ問い合わせることは、口座を凍結されてしまっても可能です。
電話・メール・ライブチャットなどを利用して、口座凍結の事実確認や凍結解除の申し出を行ってみましょう。
2022年現在では、電話での問い合わせはできなくなっています。そのため、ハイローオーストラリアへの問い合わせは、メールか公式サイト上のライブチャットをご利用ください。
ただ、早くどうにかして欲しいからと急いで電話をかけたり、感情的になってこちらの言い分をぶつけるのは絶対にダメです。
ハイロー側も調査をする必要があるので、メールでの問い合わせをおすすめします。
口座への入金
口座凍結されてしまっても入金は可能です。
ハイローオーストラリア側からすれば、入金されて困ることはないので停止させる理由もなく当然のことではありますよね。
ただし、今後凍結が解除されるかどうかわからない中、入金することはオススメできません。
さらに出金拒否の処分も科されてしまえば、入金額がそのままハイロー側に取られることになります。
ハイローオーストラリアで口座凍結してしまった場合にできなくなること
続いては、口座凍結後にできなくなることについてまとめました。
口座凍結の段階によって様々ですが、考えられることをすべて取り上げていきます。
バイナリーオプション取引
先ほども解説したとおり、口座が完全凍結されてしまった場合はバイナリーオプションの取引自体を行うことができなくなります。
こうなってしまったらもう二度と使えない可能性が高いです。
「バイナリーオプションの完全凍結=そのバイナリーオプション業者からの卒業」という言葉まであるので、取引まで不可能になってしまったら継続利用は難しいと思った方がいいでしょう。
大きな金額でのエントリー
限定凍結であれば取引できる場合もあります。
ただし、以下のようにエントリー条件が付いてしまうことがあります。
- 5000円以上のエントリーはできない
- 掛け金の上限が設定される
これまで大金を動かして大きな利益を生み出していたのに、口座凍結で利益が一気に減ってしまったトレーダーも多いようです。
なお、口座凍結によって掛け金に制限がかかる時はメールで事前に通知されます。
メールが届いた段階ではまだ入出金や取引は可能ですが、できれば完全凍結の対策を始めておいた方がいい時期です。
利益の出金や次に使うバイナリーオプション業者の選択など、取引を一旦やめておいて今後の業者側の動きを伺っておくことをおすすめします。
取引口座からの出金
口座凍結されると、出金を行うことができなくなることがあります。
これまで得た利益はもちろん、入金した金額も出金できなくなってしまいます。
出金拒否されるのは口座凍結の中でもかなり重い処分です。
ハイローオーストラリアで口座が凍結する理由
ハイローオーストラリアの公式サイトでは、以下のように禁止行為を明確に定めています。
- レートの遅延やフロントランニングを狙った取引
- 業者間アービトラージ等の自動売買ソフトの利用の疑いがあると弊社が判断する場合
- クレジットカードの乱用が認められた場合
- 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合
- 本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合
- 同一人が複数口座を開いたことが確認された場合
自動売買が行われているかどうかは、パソコン操作の動きで大方の検討が付きます。
自動売買を疑われた場合、まずは取引が5000円までに限定される「限定口座凍結」の処置がとられることが多いので通知メールを要チェックです。
また、同じIPアドレスから複数口座を運用している場合も口座凍結の対象となります。
注意すべきなのが、家族やルームメイトが同じパソコンを使っているだけだったとしても、IPアドレスが同じであるということで限定凍結の対象になってしまうのです。
関連記事ハイローオーストラリアの複数口座保有を解説!口座貸しなら大丈夫?
その他、第三者の助言を受けてエントリーを行う行為やマーチンゲールやスキャルピングを何度も繰り返す場合も口座凍結の対象なります。
さらには、単純に稼ぎすぎた場合も不正が疑われ、口座凍結の対象となってしまいます。
ハイローオーストラリアの口座凍結を防ぐには?
何度も言いますが、一度口座凍結されてしまうと口座凍結の処分自体を取り消すことは非常に難しいと言われています。
そのため、トレーダーができることは、口座凍結されないようにするに気を付けることです。
そこで、ハイローオーストラリアで口座凍結されないための方法について解説します。
利用規約を必ず確認する
当然の話ですが、規約を違反しなければ口座凍結される可能性は極めて低いです。
そのため、トレードを始める前にハイローオーストラリアの利用規約は必ず確認しておきましょう。
また、規約違反をしていないつもりでも、「実は規約違反に引っ掛かっていた」ということも結構あるので規約はすべて目を通しておきましょう。
知らなかったは通らないので口座凍結になって後悔しても遅いです。
規約は文字ばかりで読む気にならないという時は、当サイトのように砕いて解説している情報を参考にすると分かりやすいと思います。
疑わしい行為はやらない
規約違反をしていないのに口座凍結される場合も稀にあります。
そういった事態を防ぐにためにも、疑わしい行為はやらないというのも重要です。
例えば、以下のような行為です。
- 連続でエントリー
- 高額な出金
- 複数人で同じ回線を利用する…etc
連続でエントリーするとスキャルピングなどの行為を疑われる可能性がありますし、高額な出金はマネーロンダリングを疑われる可能性があります。
また、複数人で同じ回線を利用すると、複数口座の所持を疑われるおそれがありますからね。
このように、ハイローオーストラリアが定める禁止行為をしていると誤解されやすい行為ははじめからしないようにしましょう。
まとめ
ハイローオーストラリアの口座凍結に関して解説しましたが、いかがだったでしょうか?
口座凍結の中で最も恐ろしいのは、利益の出金ができないことです。
金銭的な損失はもちろん、これまで取引に費やしてきた努力や時間が水の泡となり精神的にも大きなダメージになります。
そうならないためにも、事前に禁止事項をしっかりと確認し不正行為を行わないようにするのはもちろん、不正を疑われないようにすることも大切でしょう。