- ハイローオーストラリアは勝てないという噂の真相
- ハイローオーストラリアで勝てない理由
- どうしても勝てない人の対応策
ハイローオーストラリアは数あるバイナリーオプション業者の中でも勝ちやすいと人気の業者です。
しかし、そんなハイローオーストラリアを利用しても「なかなか勝てない…」と悩んでいるトレーダーも多いようです。
ハイローオーストラリアで勝てないのには必ず理由があります。
そこで今回は、ハイローオーストラリアで勝てない主な理由をピックアップしてご紹介します。
ハイローオーストラリアは勝てないの真相
ネット上には「ハイローオーストラリアは勝てない!」と全否定する意見がたまに見られます。
果たして、こういった噂は本当なのでしょうか?
ここで、一つ数値を出してみましょう。
バイナリーオプションで勝っている人の割合についてはいろんな意見がありますが、平均すると全体の15~20%に収まるようです。
バイナリーオプション取引は勝つか負けるかの2択ですが、ペイアウト率があるため50%の勝率では収支はマイナスとなってしまいます。
この勝率を計算する方法のことを損益分岐点と言いますが、この損益分岐点を理解していないトレーダーが多くいるようです。
ハイローオーストラリアで勝てない6つの理由
ハイローオーストラリアで勝てないというのにはきちんと理由があります。
その理由をきちんと把握して対策をとれば勝てるようになりますので、まずはハイローオーストラリアで勝てない理由を考察してみましょう。
無計画な取引をしている
ハイローオーストラリアに限らず、バイナリーオプションで勝てない人と勝つ人の大きな違いの一つは、勝てない人は運任せで勝つ人はそうではないということです。
ハイローオーストラリアは、きちんと分析をしてエントリーポイントを絞り込み、確実に勝てるところで取引をすればかなりの確率で勝てます。
それに対して、勝てない人は運や勘任せで、分析も何もせず自分を過信した根拠のないエントリーに基づいて取引をしています。
ハイローオーストラリアで勝てるようになるには、自分のエントリーの根拠をきちんと説明できるようになることが初めの一歩です。
トレードの振り返りをしていない
先ほどもお話しした通り、きちんとした根拠に基づくエントリーができるようになるには、自分の取引をきちんと筋道立てて説明できるようになることです。
そういった意味でも、トレード記録を付けたり振り返りをすることはとても大切です。
少なくとも、次のようなことはトレード後に振り返りましょう。
- 今回のトレードの悪かった点
- 使った手法の勝率
- 今回のトレードの良かった点
振り返りをしない人は、実力が付きません。
ハイローオーストラリアで利益を上げるためには「テクニカル分析」をすることが必須なのですが、これらのテクニカル分析を用いた手法も完璧ではありません。
自分なりにカスタマイズしたり、どのテクニカル分析による手法が一番自分にとって勝率が高いかをテストするなどの、何らかの裁量を入れる必要があるからです。
そのためトレード結果を記録していないと、「どの点がどう良かったのか、どんな風にカスタマイズしたらいいのか」が分からず次につなげられないのです。
損益分岐勝率を理解していない
冒頭でも損益分岐勝率について解説しましたが、ここで詳しく解説していきます。
ハイローオーストラリアの基本ルールは、判定時刻よりも為替が上がっているか下がっているかの二択予想です。
つまり運任せでも勝率50%なら達成できますし、統計的にも立証されています。
ハイローオーストラリアの場合、ハイロー取引でペイアウト率1.85倍程度ですので勝率50%では勝てません。
ですから、勝率何%だったら勝つことができるか?を考える必要があります。
例として1回1,000円ずつの購入で、ペイアウト率1.90倍の際の損益を一覧にしてみました。
1回の購入額 | 勝率 | 10回 | 20回 | 30回 | 40回 | 50回 | 100回 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1,000円 | 80% | 5,200円 | 10,400円 | 15,600円 | 20,800円 | 26,000円 | 52,000円 |
1,000円 | 75% | 4,250円 | 8,500円 | 12,750円 | 17,000円 | 21,250円 | 42,500円 |
1,000円 | 70% | 3,300円 | 6,600円 | 9,900円 | 13,200円 | 16,500円 | 33,000円 |
1,000円 | 65% | 2,350円 | 4,700円 | 7,050円 | 9,400円 | 11,750円 | 23,500円 |
1,000円 | 60% | 1,400円 | 2,800円 | 4,200円 | 5,600円 | 7,000円 | 14,000円 |
1,000円 | 55% | 450円 | 900円 | 1,350円 | 1,800円 | 2,250円 | 4,500円 |
1,000円 | 50% | -500円 | -1,000円 | -1,500円 | -2,000円 | -2,500円 | -5,000円 |
1,000円 | 45% | -1,450円 | -2,900円 | -4,350円 | -5,800円 | -7,250円 | -14,500円 |
1,000円 | 40% | -2,400円 | -4,800円 | -7,200円 | -9,600円 | -12,000円 | -24,000円 |
ご覧の通り、利益が出るようになるのは勝率55%からです。
利益が出るようになる境目の勝率を損益分岐点といい「損益分岐点=100÷ペイアウト率」で計算出来ます。
つまり上記の条件で利益を出すには、運にプラス5%の勝率を上乗せしなければなりません。
ちなみに、このことを大数の法則と言います。
試行回数が増えれば増えるほど経験的確率と理論的確率が一致すること
バイナリーオプションの理論的確率は2分の1となる
つまり運任せのトレードの回数を増やしていくほど勝率は50%に近づいていき、ますます勝てなくなります。
ですから、損益分岐点を意識して分析をきちんとし、確実に損益分岐点を超えるようにないければならないのです。
エントリーポイントが分かっていない
ハイローオーストラリアは、バイナリーオプションの特性をそのまま生かしたルールを採用しています。
この特性では何回もトレードすることができますが、だからといって何回もトレードしていいわけではないんです。
たとえテクニカル分析を使った戦略的なトレードではあったとしても、1日あたりのトレードチャンスは以下のとおりです。
- トレードチャンスが少ないテクニカル分析手法で1日1回~2回
- トレードチャンスが多いテクニカル分析で1日4回~5回
つまり、条件がそろって勝てるという自信がある時だけトレードするのが大切ということです。
テクニカル分析をやって戦略的にトレードしていれば、自分の勝ちパターンみたいなものが分かってきます。
その中でも、絶対的な自信があるタイミングでのみトレードしましょう。
「そこまで勝ちパターンを掴めてない…」という人は、1日のトレード回数や予算をきちんと作りそれを厳守しましょう。
順張りと逆張りを知らない
バイナリーオプションの基本の取引手法は「逆張り」と「順張り」です。
まずは、どちらかをマスターしましょう。
値動きと同じ方向にエントリーすること。
相場に動きがあるトレンド相場で有効な手法。
値動きと逆方向にエントリーすること。
相場に値動きがないレンジ相場で有効な手法。
レンジ相場では、一定の値幅を往復するので天井圏と底値圏があります。
天井圏もしくは底値圏に達したら逆方向にエントリーしましょう。
この逆張りと順張りの使い分けができていないと、相場に合わない手法を使ってしまい勝てません。
少額から取引を始めないでいきなり大金をかける
勝てない理由の多くに、いきなり大金をかけて損失を出すというのがあります。
この対策としては、勝率が55%を超えるトレード手法を身に着けるまでは少額でトレードするということです。
勝率55%を安定して維持できるようになれば、購入金額を引き上げても損失が出ることはそうそうありません。
ですから、次のようなことを心掛けてトレードをしましょう。
- 勝率が安定して55%を超えるまで:少額取引あるいはデモ取引でテスト運用する
- 勝率が安定して55%を超えたら:購入額を増やして儲けを増やす
ハイローオーストラリアで勝てない人はデモ取引を活用しよう
ハイローオーストラリアのデモ取引は非常に優秀なので、勝てない人はまずデモ取引をフル活用すべきです。
ということで、ハイローオーストラリアのクイックデモについてその概要を詳しく説明します。
架空のお金を使って本番と同じ環境で取引を体験することができる機能のこと。
- 仮想資金は100万円
- 何度でもリセット可能
- 登録不要で誰でも利用出来る
クイックデモのメリット
クイックデモを活用するメリットを挙げると、次のようになります。
- 本番の環境での取引を体験できる
- 資金を失うリスクがない
- 戦術・手法の検証ができる
クイックデモは仮想資金を使うので、勝っても利益にはなりませんが損失にもなりません。
ですから、リスクを負わずに実際のレートで本番さながらの取引を行うことができます。
サービスの内容や本番の環境を確認したり、新しい手法を試したりフォワードテストのために活用されることが多いです。
\トレードの練習に最適!/
クイックデモのデメリット
クイックデモのデメリットも確認しておきましょう。
- 手軽に利用できてノーリスクなので、適当に取引をしてしまいがちになる
- 自分のお金ではないので、メンタル面が鍛えられない可能性がある
デメリットに関しては、トレーダー側の素質も含まれるので一概には言えません。
ただ、自分のお金ではないという点で真剣になれないという人は多いようです。
ハイローオーストラリアで勝つためにやるべきこと
ここからはハイローオーストラリアで勝つためにやるべきことをご紹介します。
資金管理を徹底する
資金管理ができない人は、お金の収支を把握できていません。
- 自分がいくら勝っているのか?
- いくら損失を出しているのか?
- トータル収支はいくらなのか?
上記を把握できていない人は、たいてい勝てるようになる前に資金が底をつきます。
あるいは、怖くてなってやめてしまいます。
資金管理はハイローオーストラリアに限らず、投資を行う全ての人が行うべき需要なことです。
では、行うべき資金管理を例に挙げてみましょう。
- 1回のエントリー額を決めておく
- 利益のみでしかエントリーしない
- 設定金額以上に負けたらその日(週)はトレードしない
例えば、バイナリーオプションの予算を5か月で50万円と決めたとしましょう。
すると、次のように逆算できます。
- 5カ月:50万円
- 1カ月に使える金額:10万円
- 1週間で使える金額:25,000円
- 1日で使える金額:5,000円
これは、金額が小さくても大きくても同じです。
超短期取引ばかりしない
「超短期取引で月収1億!」とか書いている人がいますが、あれはウソです。
というのも確かに超短期取引はペイアウト率が高いことが多いですが、その分取引の難易度は上がるため、勝率70%とか80%を安定してたたき出すことは不可能に近いからです。
為替というのは、小刻みに動く値動きの連続体です。
小刻みに動くのは、その箇所その箇所で個人投資家の裁量が入っているということです。
個人投資家の個人的な事情というのは、その時の状況や心理状態で行くパターンにも変わりますので予測するのは難しいです。
つまり、超短期取引は個人の心理にブレイクダウンしすぎなところがあり、それだけ不確定要素が増えてしまうので確固たる根拠に基づいた取引がしにくくなります。
値動きが読めて根拠のあるポイントで取引してこそ、勝率は上がるでしょう。
メンタルを鍛える
どんなに強いトレーダーであっても、ハイローオーストラリアで勝ち続けることは不可能です。
だからこそ1回の勝敗で一喜一憂しない強いメンタルを持っていなければ、勝てる時も勝てなくなってしまいます。
特に感情的になりやすい人は、負けるたびに感情が先に動くので同じことを繰り返してしまい、結果資金を失ってしまうことになります。
ですが「こんな日もある」「トータルの結果でみれば大丈夫」と切り替えれる強いメンタルがなければ、バイナリーオプションで勝率をあげることは出来ません。
自分に合った攻略法を見つけ出す
何度か取引を重ねていくと、自分が得意だなと感じる手法や攻略法が見つかってくると思います。
コツコツ積み重ねた経験で見つけ出せる、自分だけの取引スタイルです。
得意な攻略法が見つかったのであれば、苦手な手法や不得意な攻略法も分かってくるのではないでしょうか。
得意・不得意の取引スタイルに関しては人それぞれ違うので、誰かの真似をして勝てるようになるわけではありません。
得意な取引スタイルを極め、苦手とする取引を避けることで自然と勝率は上がってくるでしょう。
まとめ
ハイローオーストラリアで勝てない理由について深掘りしましたが、いかがだったでしょうか?
最後にもう一度、勝てない主な理由をおさらいしておきましょう。
- 無計画な取引をしている
- トレード記録をつけて振り返りをしていない
- 損益分岐勝率を理解していない
- エントリーポイントが分かっていない
- 順張りと逆張りを知らない
- 資金管理をしていない
- 少額から取引を始めないでいきなり大金をかける
- 超短期取引ばかりしている