「ハイローオーストラリアは転売で稼ぐ！」という人を見たことがあるのではないでしょうか？
そもそもの意味や使い方が間違って紹介されているものも目立ちます。
本当の目的と使い方について参考にしてみてください。
ハイローオーストラリアの口コミや評判については、当サイトの「ハイローオーストラリアの評判は？口コミでわかる人気の理由と注意点」を参考にしてください。ハイローオーストラリアなら稼げて安全に出金可能です
ハイローオーストラリアの転売とは？
取引を途中で決済すると、その時点での相場に応じたペイアウトが払い戻されます。以下はハイローオーストラリアの例です。
例えば、赤い〇の地点でLowでエントリーをしていたとします。
ご覧の通り相場はHighの方向へ。このままだと損失が出てしまうことが見えています。そこで転売機能を利用し判定時間より前の青い〇の地点で取引を終了させます。
ハイローオーストラリアには以下2つのルールがあります。
- 終了の1分前までしかできない
- ペイアウト率はボラティリティにより変動
ハイローオーストラリアの取引時間で転売できる時間帯を表にまとめました。
| 30秒オプション | 不可 |
|---|---|
| 1分オプション | 不可 |
| 3分オプション | 1分前まで可能 |
| 5分オプション | 1分前まで可能 |
| 15分オプション | 1分前まで可能 |
| 1時間オプション | 1分前まで可能 |
| 1日オプション | 15分前まで可能 |
効果を発揮する使い方
稼ぐことを目的として使うことは無理がありますが、ある決まった条件の時に大きな効力を発揮してくれるので活用すべきです。
それは、以下の場面です。
- 指標発表・要人発言の前にエントリーをしてしまった時
- サインツールを見誤ってエントリーをしてしまった時
- 勝てる可能性が限りなく低い場面になった時
要するに、間違いなく損失が出てしまうという場面です。
少しでも勝てる可能性が残っている状態で、早々に諦めて取引を終了させてしまうのはおすすめできません。
今の状態で今後の予測を立て直せばいいんですね。
転売のやり方を解説
取引画面の右上に転売のマークがあります。
ポジションを購入すると図のように赤印が付きますので、このマークをクリックします。
ペイアウト率が表示されます。相場の値動きの状況や残り時間などから、価格が決まります。
転売ができない取引時間は、ボタンをクリックしてもペイアウト率が表示されません。
損失を抑えたいと判断した時は、最後に黄色のボタンをクリックすれば完了します。
きちんと完了したら画面の右下に「転売が成功しました」と表示されます。
転売で稼げない理由
稼げるという人も多い中、稼げないという人もいます。それにはちゃんと理由があります。
- 獲得できる利益が減る
- 勝率や期待値のデータが乱れる
獲得できる利益が減る
例えば、以下の取引で転売をするとします。
5,000円でエントリーをして、転売をする時のペイアウト率は0.7552倍です。
判定時間まで相場が動くと信じて粘って予想が当たった時と、転売をして取引を終了させた時の差を比較してみましょう。
| 通常取引 | 転売 | |
|---|---|---|
| ペイアウト率 | 2.05倍 | 0.7552倍 |
| ペイアウト金額 | 10,250円 | 3,776円 |
判定時間まで待っていれば10,250円のペイアウトで5,250円の利益だったのに、転売をすることで−1,224円の損失になってしまいました。
たしかに、100％負ける確信があれば損失を抑えることは可能です。
ただし、曖昧な状態で転売を使ってしまうと、せっかく利益が出る結果だったものを損失に変えてしまうリスクも兼ね備えているという点に注意しましょう。
勝率や期待値のデータが乱れる
多くの人は、トレードの記録をつけて勝率や期待値を計算しているはずです。
今後の取引に使える大事なデータなのですが、転売をした結果を記録に一緒に含めてしまうとデータが乱れてしまいます。
- 賭け金は変更せず一定で取引
- 損益分岐点を勝率が超えている
上記の2つの状態であれば利益が出ることが予想できるのですが、勝率や期待値が高くても損失になる可能性があります。
そのため、正確なデータの分析もできなくなるので要注意です。
乱用すると口座凍結するって本当？
なぜか「ハイローオーストラリアで転売をすると口座凍結されてしまう」という噂が流れています。
口座凍結になるほどの禁止行為なら、ハイローオーストラリア側が機能自体を作るはずがありませんからね。
おそらく、口座凍結になったのではなくハイローオーストラリアの禁止行為に該当する行動をしてしまったためだと予想されます。
以下はハイローが定める禁止行為の一覧です。
- レートの遅延やフロントランニングを狙った取引
- 業者間アービトラージなどの自動売買ソフトの利用の疑い
- クレジットカードの乱用
- 取引額と比べて入出金額が異常に多い
- 本人確認書類や住所確認書類の偽造
- 同一人物が複数口座を保有
転売行為そのものが口座凍結の原因となることはないので安心してください。
むやみに繰り返す「乱用」はおすすめできません。
なぜなら、自動売買システムの利用が疑われるリスクがあるからです。
ハイローオーストラリアへ集客する為の機能だった？
転売を利用することにより損失が抑えられるようにしてくれている会社は親切だなと思うトレーダーは多いはずです。
ただ、バイナリーオプション会社側から見るとトレーダーの救済機能ではないと言われています。
というのも、「トレーダーの損失＝バイナリーオプション会社の利益」となるからです。
要するに、トレーダーの損失を利益に運営をしているので、勝ってばかりではなく時には負けてもらわないといけないということです。
- 転売があることで集客ができる
- 利益が本来より減るケースがある
- 取引回数が増える
より多くのトレーダーが利用してくれれば、それだけ会社側にも利益が出る可能性があります。
決して救済措置ではないので、稼ぐための攻略に使うものではないと覚えておいてください。
まとめ
ハイローオーストラリアの転売についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか？
うまく使えば損失を抑えることができますが、失敗すると得られたはずの利益を減らしてしまうことにもなります。
そのため、慎重に利用する必要があります。
国内FXを試みましたが、損切りが多く怖くなり、バイナリーオプションに切り替えた。利益率が高い海外バイナリーオプションでは損失を限定できたが、ギャンブルトレードや詐欺業者にお金をもっていかれ失敗。その後、テクニカル分析やバイナリーオプション業者について詳しく調査。バイナリーオプション初心者の方に向けて、私と同じ過ちを繰り返さないで欲しいため、経験に基づく情報を公開中。
