バイナリーオプションの複数口座は強制解約?口座貸しを使えば保有することができるって本当?
1つのバイナリーオプション業者で複数口座を保有すれば、資金管理や取引ごとに使い分けることができてとても便利です。
でも複数口座の保有はタブーというのは誰でも知っているはず。
口座凍結や強制解約の原因になってしまうので、持ちたいと思っていても実行に移すこと無く取引をしている人は多いようです。
そこで今回は
・本当にバイナリーオプションで複数口座は持てないのか?
・口座貸しを使えば複数口座を持つことができるのか?
何か抜け道はないのかを調査してみました。
タブーを犯すメリットが思いつきませんね…
後悔するだけになる気がしますよ。
- ・バイナリーオプションで複数口座は持てるのか
- ・複数口座を持つことのメリット・デメリット
- ・口座貸しについて
基本的に複数口座を持つことはできない
バイナリーオプションでは複数口座を持つことはできません。
1つの業者につき1人1つまでしか口座開設をすることはできないので、FXのように目的別に使い分けることはできないのです。
では各バイナリーオプション業者の複数口座のルールと処罰を見てみましょう。
各バイナリーオプション業者のルールと処罰
海外バイナリーオプション業者12社のルールと処罰です。
ハイローオーストラリア | 禁止:すべての口座を強制解約 |
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ザオプション | 禁止:すべての口座を凍結 |
ファイブスターズマーケッツ | 禁止:すべての口座を凍結 |
トレード200 | 禁止:取引の中止・サービス拒否・利益の没収 |
ソニックオプション | 禁止:すべての口座を凍結 |
ザバイナリー | 禁止:取引拒否・停止+収益の請求権の剥奪 |
ゼントレーダー | 禁止:サービス提供の拒否・口座凍結 |
ジェットオプション | 禁止:利益没収・口座凍結 |
fxbinary | 禁止:サービス拒否・利用停止・利益没収・口座凍結・強制退会 |
ワールドクリプトバイナリー | 禁止:全口座の閉鎖・利益没収 |
bitodds | 禁止:サービス拒否・利益没収・口座凍結・強制退会 |
スペクター | 可能:レギュラー口座とウォレット口座 |
※bitoddsは現在リニューアル中につきサービス停止中となっています。
スペクターを除く11社が複数口座の保有を禁止していて、発覚した場合は厳しい対応が取られることが利用規約に書かれていました。
書き方が違うだけで基本的に罰則は同じと考えて問題ありません。
バイナリーオプションでは口座は1つしか持てないってことですね。
その通りです。1つの業者につき1つで、複数口座の保有はマネーロンダリングなどの疑いを持たれる原因になります。
口座凍結・強制解約は最大のデメリット
もし複数口座を持っていることがバレたらどうなるのか。
口座凍結や強制解約になるということは、今後二度とそのバイナリーオプション業者が利用できなくなるということになります。
言い訳も何も通用しないので複数口座開設は最大のデメリットなのです。
せっかく利益が出ていたとしても出金できず没収となり、最悪の場合は入金した資金も返ってこない可能性も考えられます。
複数口座を作るデメリットはかなり大きいと覚えておいてください。
バイナリーオプションの複数口座開設は業者の併用で解決
リスクを犯してまで複数口座は持つべきではありません。
でも禁止行為に該当することなく、バイナリーオプション業者の定める規約をきちんと守って口座を複数持つことは可能です。
複数のバイナリーオプション業者で口座を保有する
1つの業者につき1口座が守れています。
たくさんあるバイナリーオプション業者からいくつかピックアップするのですが、特徴のある業者を選ぶと効率的です。
- ・ボーナスの付与があるのか
- ・キャンペーンの開催の有無や頻度
- ・出金コスト
- ・ペイアウト率
上記の特徴にあてはまるバイナリーオプション業者を探してみて下さい。
うまく使い分けをすることで、業者ごとの複数口座を保有するメリットを最大に活かして取引ができるようになります。
メリットってなんですか?
1つずつ説明しよう!
ボーナスの総取りができる
バイナリーオプション業者によってはボーナスの設定があります。
・口座開設で◯◯◯円プレゼント
・口座開設後の入金で◯◯◯%キャッシュバック
ボーナスがあれば複数口座開設をした分すべての口座で受け取ることができるので、保有資金より多い金額で取引がスタートできるのです。
例えばハイローオーストラリア・ザオプションで口座開設をしたとします。
ハイローオーストラリア | 5,000円ボーナス |
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ザオプション | 5,000円ボーナス |
合計1万円のボーナスを受け取ることができました。
このように複数口座でボーナスの総取りをすることもできるので、効率よく投資をスタートさせることもできるのです。
キャンペーンの使い分けができる
同じようにキャンペーンの使い分けもできます。
内容・開催期間・開催時間などはバイナリーオプション業者によって異なるので、それぞれ比較して確認してみましょう。
ザオプション | ・取引10回で5,000円キャッシュバック ・30秒取引の人気6銘柄のペイアウト率が96% ・60秒取引の人気5銘柄のペイアウト率が90% |
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トレード200 | ・20,000円入金で3,000ptキャッシュバック ・30,000円入金で5,000ptキャッシュバック ・50,000円入金で10,000ptキャッシュバック ・100,000円入金で25,000ptキャッシュバック |
ソニックオプション | ・20,000円入金で3,000ptキャッシュバック ・30,000円入金で5,000ptキャッシュバック ・50,000円入金で10,000ptキャッシュバック ・100,000円入金で25,000ptキャッシュバック |
ジェットオプション | ・30,000円入金で24,000円キャッシュバック ・50,000円の入金で45,000円キャッシュバック ・100,000円の入金で100,000円のキャッシュバック ・300,000円の入金で300,000円のキャッシュバック |
ファイブスターズマーケッツ | 10回取引で5,000円キャッシュバック |
注目はザオプションのペイアウト率アップです。
特定の取引・銘柄がアップするキャンペーンがあるので、複数口座として保有しておいて該当する取引をする時だけ利用すると利益が大きくなります。
一定の金額以上の入金を考えているならソニックオプションやジェットオプションもありです。
併用することで資金が増える・利益を大きくすることができるので、キャンペーン期間はメイン口座を変えるなどで対応することをおすすめします。
その時に最も取引条件がいい業者の口座をメインにしてみよう!
キャンペーン情報はこまめに確認しておかないといけませんね。
出金手数料を抑えてコスト削減ができる
取引条件はいいのに出金手数料がかかる場合に複数口座は役立ちます。
多いのはbitwalletです。いくつかのバイナリーオプション業者で不定期ですがbitwalletの出金手数料が無料になるキャンペーンが開催されています。
もともと手数料無料の設定になっているファイブスターズマーケッツもあります。
手数料無料でbitwalletに出金をして、出金した資金を複数口座保有しているうちのペイアウト率が高い口座に入金すればいいのです。
コストなしで出金ができるのはかなり大きなメリットになります。
バイナリーオプションの口座貸しは使える?
他業者じゃなくどうしても1つの業者で複数口座を持ちたいという人もいるはずです。
特にペイアウト率が高く取引条件も業界No.1であることから、ハイローオーストラリアのトレーダーに多い傾向があります。
でも厳しく禁止されているので複数口座を保有することはできません。
そこでSNSなどで話題になり知られていったのが「口座貸し」です。その名の通り、バイナリーオプションの口座を料金を支払って借りることができます。
堂々と募集されているので合法に見えますが、違法なので手を出してはいけません。
他にもこちらからアクションを起こしていなくても、口座貸しをしてくださいと依頼してくるケースもSNSではあるようです。
今日は私の損失バイナリー口座の名義を貸してくれという依頼がありました
— ことな (@masami112057321) May 31, 2019
資金は出して代わりにやってあげるから利益をよこしてくれ
って内容…
続く
どちらにしても口座貸しを提供する方も利用する方も違法です。
借名口座 | 他人から借りた口座のこと |
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借名取引 | 他人から借りた口座で取引を行うこと |
貸すのも借りるのも「犯罪による収益の移転防止に関する法律(犯罪収益移転防止法)」で禁止されています。
違反した場合は2年以下の懲役または300万円以下の罰金、または併科されることもあります。
巧妙で見抜けなかった場合は例外として、法人にも3億円以下の罰金です。
マネーロンダリングやテロなどの犯罪行為にバイナリーオプション業者が使われるリスクもあるので、徹底的にチェックが行われています。
法律を無視してまで口座貸しを利用するメリットはありません。
口座貸しでは貸した側が口座内の資金を全部出金して逃げるケースが続出しています。
凍結や強制解約で困っているトレーダーから料金ももらえて資金も奪えることで犯罪に使われやすくなってしまったんですね。
家族や友人・知人に借りてもバレる
素性を知らない相手ではなく家族や友人・知人なら問題ないと考える人もいます。
確かにお互い知っている相手であれば合意の上でなら内々に口座貸しをすることはできますが、気をつけることがたくさんあり要注意です。
- ・同じIPアドレスだとすぐに発覚する
- ・同じデバイスだとすぐに発覚する
- ・利益にかかる税金は名義人へ請求される
- ・利益の贈与を行っても贈与税が発生することがある
そもそもバイナリーオプション業者の禁止事項であり、法律でも禁止されていることなのでハイリスクであることは間違いありません。
ただIPアドレス・デバイス・住所が違うと発覚する可能性はかなり低いです。
労力はかなりかかりますよ!
危険を冒してまで複数口座を開設するほどの大きなメリットはないので、やめておくことを強くおすすめします。
似たような代理取引についてもまとめています。
バイナリーオプションの複数口座に関するまとめ
以上バイナリーオプションの複数口座に関するご紹介でした。
わざわざ1つの業者で2つ口座を持とうとする人はほぼいませんが、他業者を併用して口座を複数使い分けるトレーダーは多いです。
・通常よりも利益が大きくなりやすい
・取引の効率がよくなる
利益の追求を重要視しているトレーダーならいい方法でしょう。
個人的な意見ですがハイローオーストラリアとザオプションの複数口座保有はかなり相性がいいと判断しています。
総合的に比較して判断してみてください。
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