- ハイローオーストラリアで複数口座は持てるのか
- 複数口座を持つことのメリット・デメリット
- 口座貸しについて
1つのバイナリーオプション業者で複数口座を保有すれば、資金管理や取引ごとに使い分けることができてとても便利です。
ただし、「複数口座の保有はタブー」というのがトレーダーの間での共通認識だと思います。
これはハイローオーストラリアでも同様です。
そこで今回は、ハイローオーストラリアで複数口座を保有することは可能なのか徹底調査しました
ハイローオーストラリアは複数口座保有は基本NG
ハイローオーストラリアでは複数口座を持つことはできません。
ハイローだけではなく多くの業者で、1人につき口座は1つまでと決められています。
では、ハイローを含む業者の複数口座のルールと処罰を見てみましょう。
各バイナリーオプション業者のルールと処罰
以下は主要な海外バイナリーオプション業者6社のルールと処罰です。
ハイローオーストラリア | 禁止 ※すべての口座を強制解約 |
---|---|
ザオプション | 禁止 ※すべての口座を凍結 |
ファイブスターズマーケッツ | 禁止 ※すべての口座を凍結 |
ザバイナリー | 禁止 ※取引拒否・停止+収益の請求権の剥奪 |
ゼントレーダー | 禁止 ※サービス提供の拒否・口座凍結 |
ジェットオプション | 禁止 ※利益没収・口座凍結 |
ご覧の通り、すべての業者で禁止されており、発覚した場合は厳しい対応が取られることが利用規約に書かれていました。
複数口座保有が発覚したらどうなる?
先ほども説明したように、口座の強制解約や凍結のペナルティを課せられてしまいます。
口座凍結や強制解約になるということは、今後二度とそのバイナリーオプション業者が利用できなくなるということになります。
せっかく利益が出ていたとしても出金できず没収となり、最悪の場合は入金した資金も返ってこない可能性も考えられます。
複数口座を作るデメリットはかなり大きいと覚えておいてください。
バイナリーオプションの複数口座開設は業者の併用で解決!
リスクを犯してまで複数口座は持つべきではありません。
ただ、禁止行為に該当することなく、バイナリーオプション業者の定める規約をきちんと守って口座を複数持つことは可能です。
それは、複数のバイナリーオプション業者で口座を開設して併用利用することです。
これなら「1つの業者につき1口座」が守れています。
たくさんあるバイナリーオプション業者からいくつかピックアップするのですが、特徴のある業者を選ぶと効率的です。
- ボーナスの付与があるのか
- キャンペーンの開催の有無や頻度
- 出金コスト
- ペイアウト率
上記の特徴にあてはまるバイナリーオプション業者を探してみて下さい。
うまく使い分けをすることで、業者ごとの複数口座を保有するメリットを最大に活かして取引ができるようになります。
ということで、複数口座保有のメリットをご紹介します。
ボーナスの総取りができる
バイナリーオプション業者によってはボーナスの設定があります。
- 口座開設で◯◯◯円プレゼント
- 口座開設後の入金で◯◯◯%キャッシュバック…etc
ボーナスがあれば複数口座開設をした分すべての口座で受け取ることができるので、保有資金より多い金額で取引がスタートできるのです。
【具体例】
例えば、ハイローオーストラリア・ザオプションで口座開設をしたとします。
両社はそれぞれ新規口座開設ボーナスを実施しています。
- ハイローオーストラリア:新規口座開設で5,000円
- ザオプション:新規口座開設+初回入金で7,000円
合計12,000円のボーナスを受け取ることができます。
このように、複数口座でボーナスの総取りをすることもできるので、効率よく投資をスタートさせることもできるのです。
キャンペーンの使い分けができる
同じように、キャンペーンの使い分けもできます。
内容・開催期間・開催時間などはバイナリーオプション業者によって異なるので、それぞれ比較して確認してみましょう。
ザオプション | ・取引10回で5,000円キャッシュバック ・30秒取引の人気6銘柄のペイアウト率が96% ・60秒取引の人気5銘柄のペイアウト率が90% |
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ジェットオプション | ・30,000円入金で24,000円キャッシュバック ・50,000円の入金で45,000円キャッシュバック ・100,000円の入金で100,000円のキャッシュバック ・300,000円の入金で300,000円のキャッシュバック |
ファイブスターズマーケッツ | 10回取引で5,000円キャッシュバック |
注目はザオプションのペイアウト率アップです。
特定の取引・銘柄がアップするキャンペーンがあるので、複数口座として保有しておいて該当する取引をする時だけ利用すると利益が大きくなります。
併用することで「資金が増える」「利益を大きくすることができる」ので、キャンペーン期間はメイン口座を変えるなどで対応することをおすすめします。
出金手数料を抑えてコスト削減ができる
取引条件は良いのに出金手数料がかかる場合にも複数口座は役立ちます。
例えば、不定期ですが「bitwalletの出金手数料が無料になるキャンペーン」を実施している業者もあります。
もともと手数料無料の設定になっているファイブスターズマーケッツもあります。
手数料無料でbitwalletに出金をして、出金した資金を複数口座保有しているうちのペイアウト率が高い口座に入金すればいいのです。
ハイローオーストラリアの口座貸しは使える?
他業者じゃなくどうしても「1つの業者で複数口座を持ちたい」という人もいるはずです。
特に、トップクラスのペイアウト率を誇る人気No.1業者のハイローオーストラリアならなおさらです。
そこで、SNSなどで話題になり知られていったのが「口座貸し」です。
その名の通り、バイナリーオプションの口座を料金を支払って借りることができます。
堂々と募集されているので合法に見えますが、違法なので手を出してはいけません。
他にもこちらからアクションを起こしていなくても、口座貸しをしてくださいと依頼してくるケースもSNSではあるようです。
今日は私の損失バイナリー口座の名義を貸してくれという依頼がありました
— ことな (@masami112057321) May 31, 2019
資金は出して代わりにやってあげるから利益をよこしてくれ
って内容…
続く
どちらにしても口座貸しを提供する方も利用する方も違法です。
貸すのも借りるのも「犯罪による収益の移転防止に関する法律(犯罪収益移転防止法)」で禁止されています。
違反した場合は、2年以下の懲役または300万円以下の罰金、または併科されることもあります。
巧妙で見抜けなかった場合は例外として、法人にも3億円以下の罰金です。
マネーロンダリングやテロなどの犯罪行為にバイナリーオプション業者が使われるリスクもあるので、徹底的にチェックが行われています。
法律を無視してまで口座貸しを利用するメリットはありません。
家族や友人・知人に借りてもバレる
素性を知らない相手ではなく家族や友人・知人なら問題ないと考える人もいます。
たしかに、お互い知っている相手であれば合意の上でなら内々に口座貸しをすることはできますが、気をつけることはたくさんあります。
- 同じIPアドレスだとすぐに発覚する
- 同じデバイスだとすぐに発覚する
- 利益にかかる税金は名義人へ請求される
- 利益の贈与を行っても贈与税が発生することがある
そもそも、ハイローオーストラリアの禁止事項であり、法律でも禁止されていることなのでハイリスクであることは間違いありません。
ただ、IPアドレス・デバイス・住所が違うと発覚する可能性はかなり低いです。
労力はかかりますが…。
なお、似たような代理取引について以下の記事でまとめています。
バイナリーオプションの運用代行に注意!業者の目的や実例をご紹介まとめ
以上、ハイローオーストラリアの複数口座に関する解説でした。
わざわざ1つの業者で2つ口座を持とうとする人はほぼいませんが、他業者を併用して口座を複数使い分けるトレーダーは多いです。
- 通常よりも利益が大きくなりやすい
- 取引の効率がよくなる
上のようなメリットもあるため、利益の追求を最重要視しているトレーダーなら良い方法でしょう
個人的な意見ですが、ハイローオーストラリアとザオプションの複数口座保有はかなり相性がいいと判断しています。