ゼントレーダーの転売で稼ぐことはできるのか?
バイナリーオプションでは判定時間がくる前に、利益確定や損切りができる転売という機能を用意している業者がいくつかあります。
もちろんゼントレーダーも完備です!
転売に関しては稼ぐことができるなどの情報が出回っていますが、もともと稼ぐ機能ではないのであまり参考にしないほうがいいかもしれません。
えっ!転売で稼げるって嘘なんですか!?
少なくとも稼ぐための機能ではありません。今回は稼ぎには直結しませんが、ゼントレーダーの転売の機能や上手に使う方法を紹介するよ。
目次
転売は稼ぐ機能ではない
まずお伝えしておきたいのは、転売は稼ぐ機能として用意されたものではないということです。
ゼントレーダーなどのバイナリーオプション業者とトレーダーの利益は相反するということは多くの人がすでに知っているのではないでしょうか。
トレーダーに利益が出る→業者側は損失が出る
トレーダーに損失が出る→業者側に利益が出る
要するにゼントレーダー側からすると、トレーダーが負けた方が利益になるのでありがたいということになるのです。
相対する関係にあるのに稼ぐ機能を用意するはずありません。
転売をすることで大きな損失がでていたはずの取引を軽い損失で済ますことももちろんできるため、稼ぐことに直結はしなくても資産を守ることはできます。
ただ転売の本来の目的は
- 転売機能が目的で利用するトレーダーが集まる
- 転売でより多くの取引が行われる
- 転売で利益が小さくなるケースもある
ことだと言われています。悪意を持ってトレーダーから利益を上げるための機能ではないのでご安心ください。
大損をする機能ではないけど、お得な機能でもないってことですか?
あくまで損失を抑える機能ってことだね。詳しい活用法は次の項目で説明するよ。
ゼントレーダーの転売の活用法
転売をゼントレーダーで活用しようとした時、多くのトレーダーが導入している方法は2つです。
それ以外の状況での転売は損をする可能性がかなり高いので、むやみやたらと転売を行うのは避けてください。
利益確定
まずは利益確定させる転売の活用法です。
この転売活用法は現在予想が当たって利益が出ている状態だけど、時間が経過するとはずれて損失に変わる可能性がある場合に使います。
使う条件 | ・現在利益が出ている ・判定時間までに反転する要因が考えられる |
---|---|
リスク | 我慢して待てばより大きな利益だった可能性もある |
反転する要因とは以下のようなことです。
- ・経済指標の発表
- ・要人発言
- ・理事会終了時間
相場の値動きに関わってくる重要な発表時間や会議終了時間を忘れてエントリーをしてしまった場合、判定終了前に利益確定をさせておけばリスクヘッジになります。
転売を行った地点のペイアウト率によって資金が戻ってくるので、当たっている状態で転売をすれば勝ち逃げすることができるのです。
ただ、例の画像のように判定時間まで待てば勝ってペイアウト率通りの利益になっていたというケースもあります。
勝ち逃げが絶対に得!ってわけではないんですね…。
そういうこと!転売はよく考えてから実行しよう。
損切り
次に損切りをする時の転売の活用法です。
この転売活用法は現在予想が外れて損失が出ている状態だけど、時間がたっても予想が当たる可能性は低い時に使います。
使う条件 | ・現在損失が出ている ・判定時間までに反転する要因がほぼない |
---|---|
リスク | 我慢して待てば反転して当たっていた可能性がある |
要因については利益確定の時と同じようなことです。
- ・経済指標の発表や要人発言を控えていない
- ・重要な理事会などの開催もない
- ・分析をしてみても反転の要素がない
こんな時に取引を転売によって早期終了させて、転売を行った地点での損失額に抑えれば判定時間まで待った時の損失額より少なく済ませることができます。
早めに転売をして損失を確定させることでいくらかの金額が戻ってくるので、判定時間まで待ったときよりも抑えることができるのです。
ただ相場の反転でLowで当たりだったというケースもあるので慎重に転売を行ってください。
勝ち目がないときは早めに取引を終わらせた方が良いですね…!
少なくとも大損は避けられるからね…。
ゼントレーダーの転売の注意点
バイナリーオプションの転売はいつでもしたい時にできる訳ではなく、業者の指定した時間まで可能となっています。
ゼントレーダーで転売ができるのは判定時間の2分前までです。
判定時間まで残り2分をきってしまうと、転売は一切できなくなるので決断はギリギリにしないようにしましょう。
また、転売はトレード記録にも大きな影響を与えます。
ペイアウト率が一定ではないので、利益率に乱れが出てしまい正確な期待値を割り出すことができなくなるからです。
転売をせずに取引をしている状況で
- 賭金は一定でエントリーをしている
- 勝率が損益分岐点を超えている
状況であれば利益が出ると予想できるのですが、転売によって乱れが出ると勝率や期待値がすごく高い状態でも負けることも出てきます。
もし転売をしたのであれば、記録には含めないことをおすすめします。
ゼントレーダーの転売のやり方
では以下の条件でエントリーをしているとします。
①通貨ペア:USD/JPY
②賭金:1,000円
③判定時間:5分
転売の時点で勝っている時と負けている時と分けて見ていきましょう!
利益確定の勝ち逃げ転売
まず開始1分が経過した時点では、予想が当たっていてこのまま変わらなければ1,800円のペイアウトを受け取ることができます。
まず左側の赤い枠内の500円というのは、現時点で転売をした時に受け取ることができる金額です。
右側の赤い枠内の+1,800円は判定時間になった時に当たっていれば受け取ることができる金額、1,000円は自分の賭けた金額を表しています。
その下のオレンジがゼントレーダーの転売ボタンです。
転売ボタンをクリックすると、転売ペイアウト額と転売決定ボタンが表示されるのですがこのボタンを押すと転売が実行されます。
500円のペイアウトなので実際は500円の損失です。
ただ今後に重大な指標の発表が控えているなど相場が反転する要素がある場合に、負けて1,000円を失うよりも500円に抑えることができるという使い方をします。
損切り転売で損失を抑える
反対にすでに予想がはずれていて負けている状態の時です。
このまま判定時間がくれば1,000円の損失ですが、転売を使うことで250円のペイアウトがあるので損失を750円に抑えることができます。
転売をする時は転売決定ボタンをクリックするだけです。
負けている状態で判定時間がくるまでに相場が反転する要素がまったくない時に使う転売方法となっています。
転売を上手く使うことが出来れば、こういう風に損失を抑えられます。
損失は出ちゃうけど、普通に負けるよりはマシですね!
ゼントレーダーの転売のまとめ
ゼントレーダーの転売の重要ポイントをまとめると
- むやみやたらに転売をして稼ごうとしない
- 転売しなければよかったという結果になるリスクがある
- 転売時のペイアウト率は変動している
- うまく使えば損失を抑えることができる
- 取引履歴の転売をクリックして転売をするをクリックするだけ
- 判定時間の2分前まで転売は可能
特に取引記録をきちんとデータとしてつけて分析に使っている人は、転売によって数字が乱れるので注意しておいてください。
どうしてもの状況で転売をしたとしても計算には含めてはいけません。
ゼントレーダーの転売は稼ぐというよりも、勝ち逃げや損失を抑える目的でうまく活用するのが理想です。
ゼントレーダーの他にも転売が使える業者を知りたい人にはこちらの記事がオススメです。
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