バイナリーオプション取引において『転売』機能が使える使えないでは、利益獲得のチャンスが大きく変わってきます。
取引の途中で決済が可能となる機能。
取引の途中でも利益を獲得できたり損切りができたりと、全トレーダーの大きなアドバンテージとなる。
バイナリーオプションで転売は、どこの業者でも可能というわけではありません。
今回はバイナリーオプションで転売が可能な業者について紹介したいと思います。
- 転売が使えるバイナリーオプション業者
- バイナリーオプションの転売のやり方
- 転売の活用方法
バイナリーオプションで転売が使える3業者
転売機能が使える海外バイナリーオプション業者を3社ご紹介します。
ハイローオーストラリア
初回入金 | 5,000円 |
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取引金額 | 1,000円 |
最大ペイアウト率 | 200% |
バイナリーオプションで転売が可能な業者1つ目はハイローオーストラリアです。
やはり転売機能が使えるバイナリーオプション業者の代名詞的存在はハイローオーストラリアでしょう。
デモページを参照して、実際にデモ取引で転売機能を利用してみてはいかがでしょうか。ザオプション
初回入金 | 10,000円 |
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取引金額 | 1,000円 |
最大ペイアウト率 | 196% |
バイナリーオプションで転売が可能な業者2つ目は、ザオプションです。
ザオプションでの転売機能は、2分以上の取引であれば使えます。
ファイブスターズマーケッツ
初回入金 | 10,000円 |
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取引金額 | 100円 |
最大ペイアウト率 | 185% |
バイナリーオプションで転売が可能な業者3つ目はファイブスターズマーケッツです。
ファイブスターズマーケッツの転売機能は、『途中売却』と呼ばれています。
バイナリーオプションで転売の操作方法
転売は、うまく使わないとせっかくの便利な機能も損失の拡大につながってしまいます。
転売のやり方
例えばエントリーミスをしてしまい、明らかに損失が出るため転売が必要になったとします。
画面の右上に転売のマークがあります。
ポジションを購入すると図のように赤印が付きますので、このマークをクリックします。
転売をクリックすると、転売を行った場合のペイアウト率が表示されます。
転売ができない取引時間は、転売のボタンをクリックしても転売時のペイアウト率が表示されません。
損失を抑えることができて転売をするべきだと判断した時は、最後に黄色の転売ボタンをクリックすれば転売が完了するので操作はとても簡単です。
きちんと転売が完了したら画面の右下に「転売が成功しました」と表示されます。
バイナリーオプションの転売が活躍する場面
バイナリーオプションで転売が活躍する場面は3つあります。
- 転換ポイントを狙ったが遅れレンジ相場になってしまった
- 指標の発表や要人発言前にエントリーをしてしまった
- シグナルを見落としてエントリーをしてしまった
簡単に言うと普通なら絶対にエントリーしなかったという状況になってしまった時です。
転売は使って利益を稼ぐというよりも、どうしようもない状況の時に可能な限り損失を抑える効果がある機能だと解釈してください。
その他の状況で転売を使わない理由
バイナリーオプションの攻略を紹介するサイトなどでは、転売を使って利益を稼ぐことができるという内容のものもありますがそれは間違いなので要注意です。
転売を利用する際の注意点を2点ご紹介します。
獲得できる利益が減る
例を挙げて見てみましょう。
5,000円でエントリーをし満期が来るまでポジションを保有していた場合の利益は、9,500-5,000=4,500円となります。
ですが転売を行うと6,280-5,000=1.280円となってしまいます。
100%負ける確信があれば損失を抑えることは可能ですが、明らかに勝てる取引にも転売を利用してしまうと評価額は通常エントリーを下回ります。
「不安だから」「全額失うよりは」という理由だけで転売を行うと、せっかく利益が出る結果だったものを損失に変えてしまうリスクがあると理解しておきましょう。
勝率や期待値のデータが乱れる
多くの人はトレードの記録をつけて、勝率や期待値を計算しているはずです。
1回のエントリーで期待できる利益・損失を示す数値のこと
(掛け金×利益率×勝率)-(掛け金×負率)の計算式で求める
転売を使うと計算式の利益率の部分の数字が毎回変わってしまうので、期待値がブレてしまうのです。
どうしても転売を使わなければいけない状況になったときは、結果は勝率・期待値の計算に含めずにそのままにしておくことをおすすめします。
期待値は期待値計算ツールで求めることが出来ます。
まとめ
バイナリーオプションの転売について解説を行いました。
バイナリーオプションの転売はどうしようもないときの損失を抑える最終手段としては活用することができる機能です。
ただ以下のデメリットがあるため乱用はできません。
- 期待値がブレる
- 勝てたはずの取引を負けにしてしまう可能性もある
- 投資ではなくギャンブルトレードになりがち
- テクニカル分析やファンダメンタルズ分析もみだれてくる
利益を稼ぐためには安定した投資が必要になるので、むやみやたらに転売を使うことはおすすめできません。