当ページはバイナリーオプションの初級者に向けた記事内容となっています。
当サイトでは、この記事の他にもバイナリーオプションの危険に関する記事を以下のページでまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
バイナリーオプションはHighかLowかを当てる至ってシンプルな投資ですが、その内容から「ギャンブルじゃないの?」というイメージを持っている方も多いようです。
果たして、バイナリーオプションは本当にギャンブルなのでしょうか?
いくら稼げるという噂があっても、ギャンブルならやりたく無いと思う方も多いでしょう。
この記事では、バイナリーオプションが何故ギャンブルと呼ばれるのか。そして投資をギャンブルにしない方法を考えていきます。
ギャンブルにしない方法…?
ギャンブルの定義とは?
そもそもギャンブルとは一体何なのでしょうか。
競馬やパチンコなどを一度は行ったことのある人は多いでしょうが、ギャンブルとは何なのか明確に説明できる人は少ないと思います。
ギャンブルとは?
金銭や品物を賭けて偶然性の要素が含まれる勝負を行い、勝ったら金銭や品物を得ることができ、負けたら金銭や品物を失う遊戯のこと
ギャンブルに明確な定義はありませんが、ボートレース、競輪、競馬、パチンコ、スロット、カジノ、宝くじなどは一般的にギャンブルと呼ばれます。
また、最近ではネット環境の発達により、身近なところにギャンブルを楽しめる機会が用意されています。
バイナリーオプションはギャンブル?
それではバイナリーオプションはギャンブルなのでしょうか?
結論から言えば、トレードのやり方によって、ギャンブルになることも、ギャンブルならないこともあるということです。
ギャンブルなのかギャンブルでないか明確な線引きはできませんが、「偶然性の要素が含まれる」か同課はギャンブル性の高さを決める要因となります。
投資 | ギャンブル | |
定義 | 今後資産を増やすために持っている資産を投じること | 偶然に資産や物を賭けバックを得ること |
目的 | 自分の資産を増やすこと | 楽しみなど娯楽が目的 |
リスク | コントロール可能 | ほぼ不可能 |
ギャンブル性 | その人次第 | ギャンブルそのもの |
例えば、サイコロを用いたギャンブルは、勝負を決める要素は100%偶然性です。
競馬はどうでしょうか?馬の様子を観察したり直近のレースから予想を立てたりすることができるため、100%の偶然性は無いものの、やはり偶然性は高いと言えます。
それでは為替相場を対象とするバイナリーオプションはどうでしょうか。
為替相場は一定の基準、つまりファンダメンタル面やテクニカル面に従って値動きすることが多くなります。適切な分析を行えば、イメージ的に偶然性の割合を30%や20%程度減らすことは十分に可能です。
もちろん、100%未来の予想を行うことは不可能で、経済情勢の変化や投資家心理をすべて予測することはできません。しかし、ギャンブルの要素を減らし、投資としてバイナリーオプションに参加することは可能であることを意味します。
一方できちんとした分析ができない状況で闇雲にトレードしてしまえば、偶然性は100%に近くなってしまいます。勝てるのか負けるのか運次第という状況では、完全なギャンブルになってしまいます。
これをやるとギャンブルになる
バイナリーオプションはやり方によっては、偶然性が100%に近づきギャンブルになってしまいます。
実際にどのようなトレードを行うと、バイナリーオプションがギャンブルになってしまうのでしょうか。
すでにトレードを行っている人は、具体例に当てはまるかをチェックしてみましょう。これからバイナリーオプションを始める人は、次のようなトレードはしないようにすることが大切です。
無理なペイアウト率でトレードする
バイナリーオプションでは、ペイアウト率を調整するができます。
しかし、大きなリターンを得たいがため、根拠もなくペイアウト率を高めてしまう人がいます。
どう考えても、「そこまで為替レートは変化しないだろう」という水準に予想を立ててトレードすれば、勝利することはまずありません。
感情的になってトレードする
感情的になると、相場を読む力が落ちてしまいます。特に負けたあと、カッとなったり、負けをすぐに取り返そうとしたりすると、運任せでギャンブル性の高いトレードになってしまうでしょう。
勝ちや負けに一喜一憂せず、常に冷静なトレードを心がける必要があります。このことが分かっていても、ついつい熱くなってしまう人は要注意です。
テクニカル分析を行わずにトレードする
バイナリーオプションではほとんどの場合、短期的な値動きを予測することになります。多くは数十分から数時間、場合によっては数分先のレートの変化を予想します。
短期的な値動きを予測するのに非常に役立つのがテクニカル分析です。これを使わなければ、多くのトレーダーが意識する節目がわからず、短期的な値動きを予測するのは困難になってしまいます。
中期的なトレンドの方向性を知らずにトレードする
短期的な価格差を予測する場合でも、中期的な流れが分かっていなければ、相場の短期的な流れを読み取る力は落ちてしまいます。
バイナリーオプションは短期的な値動きが重要になりますが、中長期的なトレンドもきちんと確認しておくことをお勧めします。中長期的な予測は、各メディアが公表しているので簡単に情報を得ることができます。
バイナリーオプションでギャンブルしないために必要なこと
次にバイナリーオプションをギャンブルにしないために重要なポイントを紹介していきます。
重要ポイントは感情面、技術面、資金管理面に分かれます。
いずれも実行できないと、相場の流れを読む力が落ちてしまい、ギャンブル性の高いトレードにつながってしまいます。
こうした重要なポイントに気を付けてトレードすれば、バイナリーオプションはギャンブルでなくしっかりとした投資ビジネスとして利用することができるはずです。
トレードルールに従う
投資には様々な方法がありますが、適切なものは個人の性質や経験によって異なります。
きちんと自分なりの勝てるトレードルールを作成して、それを着実に実行することが大切です。
そのときの気分でころころとトレードルールを変えていたら、安定的に利益を生み出すことは難しいでしょう。自分の作ったトレードルールをしっかり守ることが大切です。
負けてもすぐに取り返そうとしない
負けてもすぐに取り返そうとしないことが大切です。
性格的にイライラしやすい人は要注意です。日頃のトレードから、メンタルを落ち着かせる訓練をしましょう。
為替相場は平日であれば24時間オープンしています。
負けを取り戻すチャンスはいくらでもあるので、負けたときはひと呼吸おくことも場合によっては大事なことです。
負けることを許容する
どんなに優れた投資家やトレーダーであっても、取引を繰り返していれば損失を出してしまうことがあります。これはいくら優れた分析を行ったとしても、偶然性を0にすることができないからです。
バイナリーオプションだけでなく、投資を行っている限り、必ず損失を出してしまう可能性が生じます。
損失を受け入れることで、負けたときでもメンタルを正常な状態に保つことができるでしょう。
資金管理を徹底する
バイナリーオプションはトレード一度当たりの損失額が投資額に等しいため、資金管理は比較的しやすいと言われています。
しかし、次から次へと資金をつぎ込んでしまうと、一気に損失が膨らんでいくことがあります。負けたときは投入資金を減らしたり、1日あたりの損失許容額を決めたりして、資金の管理を徹底することが必要になるでしょう。
まとめ
バイナリーオプションはギャンブルにしないようにしましょう。
なぜギャンブルにしてはいけないのかというと、偶然性が高いからです。偶然性が高いギャンブルでは、一時的に勝てることはあっても、トレードを続けていくにつれて利益は減っていきます。
安定的に利益を出すためには、いかに偶然性を減らしていくかということが大切になります。今回紹介したことを気を付けて、相場の流れを読む力を付けていきましょう。