どうしても30秒や1分と比較すると待ち時間が長くなるので落ち着かず、結果的にそれっきりなんて人も多いようです。
でも実はバイナリーオプションの5分取引は強くおすすめできます。
メリットが多く取引戦略も立てやすいです。いいとこ取りの5分取引をマスターしましょう。
最適なバイナリーオプション攻略法に迷っている方は、当サイトの「バイナリーオプションの攻略手法総まとめ!勝ちたいなら要チェック!」を参考にしてください。実際に活用できる攻略法をまとめていますので試す価値ありです。
バイナリーオプション5分取引の概要
5分取引は海外バイナリーオプションのみ提供されています。
国内バイナリーオプションでは規制強化の影響で短期取引ができなくなっているので、最低2時間経過しないと判定ができない決まりなのです。
ペイアウト率 | やや高め |
---|---|
取引難易度 | 低い |
テクニカル分析 | ある程度は有効 |
利益 | 普通 |
利用者 | やや多い |
業者によって多少の差はありますが、ペイアウト率は短期取引ということもあり高めです。
それでも超短期取引よりは低い設定になっているので、安定して勝つことよりも利益を追求する人には向かないかもしれません。
リスク回避をしながら一定の利益を追求する人にぴったりです。
テクニカル分析は効きやすいとまでは断言できませんが、超短期と比較して変則的な動きが減るのである程度の精度は期待できます。
5分取引はトータルバランスがとれているので安定性がある取引時間です。
メリット
バイナリーオプションのそれぞれの取引時間のメリットをいいとこ取りしている5分取引。
ざっくりとはご紹介しましたが、中でも5分取引の大きなメリットになっている4つのポイントを詳しく解説します。
ペイアウト率が高め
例え超短期には負けるとしても、ペイアウト率は高めです。
利用するバイナリーオプション業者によって同じ5分取引でもペイアウト率が変わってくるので、一覧でチェックしてみてください。
ハイローオーストラリア | 2.00倍 |
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ザオプション | 2.00倍 |
ファイブスターズマーケッツ | 1.80倍 |
× | |
ゼントレーダー | 1.80倍 |
できれば2.00倍以上欲しいのがペイアウト率です。
中には5分取引に対応していない業者もあります。対応している業者の中でペイアウト率が高いのはハイローオーストラリア・ザオプションの2 社です。
相場の流れが掴みやすい
トレーダーの多くは直近の値動きの方が予測が簡単と思う傾向があります。
でも実際は短い期間のチャートを見ただけでは今後の値動きの予想はつきにくく、全体的な流れを把握する時間が必要なのです。
短時間で分析が必要な30秒取引や1分取引はトレンドが掴みにくいです。
でも5分取引のようにある程度の余裕があれば、流れを掴みやすくなるので今後どのようにチャートが推移していくかの予想の難易度を下げることができます。
変則的な動きが少なく分析しやすい
トレンド相場のチャートは上がったり下がったりを繰り返し動いていきます。
例えば1分取引のような判定時間が短い取引をしていた場合、変則的な動きに巻き込まれて分析が効かずに負けることも多いのです。
上昇トレンドで単純に順張りHighエントリーで負けることもあります。
一瞬の逆方向への値動きに重なってしまい負になるからです。この一時的な動きを予測するのは難しいので、超短期取引は難易度が高いと言われています。
一方で5分取引は時間に余裕がある分、変則的な動きに重なるリスクは下がります。
転売も攻略に使える
テンポよく投資ができるのがバイナリーオプションの超短期取引です。
でも取引時間が短すぎるため転売を使うことができません。転売とは判定時間がくる前に取引を終了させることができる機能です。
転売が使えることでこんなメリットがあります。
- 利確によって勝ち逃げができる
- 負ける確率が高い時に損切りして損失を抑えられる
- ミスエントリーによる取引の損失を抑えられる
無計画に転売ばかりを行うことは逆に損失を大きくする可能性があるのでおすすめできませんが、ここぞという時に使って攻略するのはアリです。
特に利確・損切りはうまく活用していくべきだと言えます。
指標発表を忘れていたなど、負け要素の強いエントリーをしてしまった場合の対処法としても転売は有効です。
デメリット
他の取引時間と違って致命的なダメージを受けるほどのデメリットはありません。
可能な範囲で対処を行ってより有利に取引が進められるようにしましょう。
取引できる通貨ペアが減る可能性がある
30秒・1分取引が超短期取引なら、5分・15分取引が短期取引だと考えられます。
5分までは超短期取引に分類するバイナリーオプション業者が多く、人気のハイローオーストラリアでも区別されているのです。
5分取引 | AUD/JPY・AUD/USD・EUR/JPY・EUR/USD GBP/JPY・NZD/JPY・USD/JPY |
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15分取引 | AUD/JPY・AUD/NZD・AUD/USD・CAD/JPY CHF/JPY・EUR/AUD・EUR/GBP・EUR/JPY EUR/USD・GBP/AUD・GBP/JPY・GBP/USD NZD/JPY・NZD/USD・USD/CAD・USD/CHF USD/JPY |
17種類の15分取引に対して、5分取引は7種類しか取引できません。
HighLow取引とTurbo取引で取扱通貨ペアや銘柄が違うのはハイローオーストラリアに限ったことではないので、事前に確認しておきましょう。
テクニカル分析の徹底は必須
よくある失敗がテクニカル分析の怠慢です。
超短期取引をしていたトレーダーに多い傾向があります。
若干難易度が低くなったからと5分取引で気を抜いて分析を怠るのです。
超短期取引 | 多少分析が雑でも時間が短いので運に助けられることがある |
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5分取引 | ある程度の時間があるのでロジックが重要 |
たったの30秒・1分での分析はかなり難しいです。
ですが時間が短いので運で勝つことも珍しくはないため、運に助けられていた人は5分取引になると痛い目に合います。
一定の取引時間があるので分析の徹底は必須なのです。
何度も言いますがトレンドを読み取ることが重要になるので、勝つためのロジックを身につけておかなければいけません。
エントリーの機会は超短期より少ない
取引時間が長くなるので超短期取引よりはエントリー回数は減ります。
でもエントリーの機会が少ないということが「メリットに感じるのか・デメリットに感じるのか」は人によって違うはずです。
感情的になりやすい人にはメリットかもしれません。
反対に超短期取引レベルのエントリーチャンスを望んでいる人には、取引機会の減少はデメリットになってしまうはずです。
バイナリーオプション5分取引の攻略ポイント
徹底的に攻略したい時に1番重要になるのは「トレンドを読み取る」力です。
トレンドの方向・転換点をチャートから正確に分析することができることで、5分取引のメリットを最大限に活かすことができるようになります。
上位足も見てトレンドを確認
単体で5分足チャートだけを見て分析をするよりも上位足も同時に見た方が精度が高いです。
上位足とは見ているチャートの時間足よりも長い時間足のことなので、今回の場合は5分以上のものはすべて上位足となります。
トレンド相場で狙うのはどちらの動きも一致した状態です。
右の上下2つのチャートのように同じ動きが理想です。
左の上下2つのチャートのように違う動きを見せている場合は、うまくトレンドに乗れない可能性があるので気をつけてください。
移動平均線を使ってトレンドを把握
バイナリーオプションの5分取引でトレンドを把握するには移動平均線がおすすめです。
たくさんのトレーダーが紹介している5分足取引の攻略法でも頻繁に使われているインジケーターなので、必ずマスターしておきましょう。
ローソク足の位置が移動平均線に対してどこにあるのかをまずは見てください。
両者の位置関係を把握することでトレンドの方向性を掴むことができるので、初心者にもすぐにできる簡単な攻略法です。
- 上昇トレンド:移動平均線がローソク足の上に位置し右上がり
- 下降トレンド:移動平均線がローソク足の下に位置し右下がり
トレンドの方向が確認できたら、次はそのトレンドの強さを確認します。
移動平均線の傾き具合に注目した時、傾きが大きければ大きいほどトレンドが強いと判断することができるのです。
5分取引では移動平均線はかなり有効性が高くなっています。
レジサポラインで転換点を把握
レジスタンスライン・サポートラインも有効です。
最高値の位置で引いた線をレジスタンスライン(抵抗線)、最安値の位置で引いた線をサポートライン(支持線)と言います。
上位足ではレジサポラインで反発するポイントを探し、下位足ではラインにタッチしたタイミングがエントリーポイントと判断します。
簡単なやり方ですが勝率はまずまずです。
まずはレジスタンスライン・サポートラインが的確に引けるようになっていないと使えないので、正しい引き方を練習してみてください。
5分取引の順張り・逆張り攻略法
いいところばかりの5分取引ですが、ざっくり分けるとやはり短期取引です。
長期の取引と比べるとトレンドの転換ポイントを分析する難易度は高くなるため、勝つためにはやはり順張りに徹するのがおすすめできます。
ただ極端に時間が短い30秒や1分取引よりは分析時間の確保が可能です。
よって5分取引は相場の状況に応じて順張りと逆張りを使い分けることができるので、戦略の幅はかなり広いと言えます。
【順張り】移動平均線
スタンダードなインジケーターですが、移動平均線はかなり有効です。
複雑なロジックでもないので、バイナリーオプション初心者のトレーダーでも5分取引の分析にすぐに使うことができるようになっています。
最初に以下の3つの移動平均線をチャートに挿入してください。
- 短期:期間20
- 中期:期間50
- 長期:期間100
挿入できたらパーフェクトオーダーを探します。
パーフェクトオーダーとは短期線・中期線・長期線の3本の線が同じ方向にきれいに並んでいる状態で、強いトレンドであるサインです。
下降トレンドの場合は反対になるので、上から【長期線・中期線・短期線ローソク足】という並びに変わります。
表示させた移動平均線をレジサポラインとしてチャートを見てください。
- 短期移動平均線または中期移動平均線で反発しているポイントを探す
- 見つかったポイントでトレンド方向へ順張りエントリー
たったこれだけなのでやり方はシンプルです。
短期移動平均をレジサポラインに使うのか、中期移動平均線をレジサポラインに使うのかは自分の判断になります。
短期線で見ると勝率は若干下がりますがエントリーポイントが多く、中期線で見るとエントリーポイントは減りますが勝率は少し上がります!
【順張り】ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドもメジャーなインジケーターです。
移動平均を表す線とその上下に値動きの幅を示す線を加えた指標のこと
バイナリーオプションの5分取引ではボリンジャーバンドの攻略法は複数ありますが、今回はエクスパンションを使う簡単な手法をご紹介します。
始めに±2σで推移するローソク足(バンドウォーク)を探し、エクスパンションするのを待ちます。
より強いトレンドで根拠のあるエントリーをするためには、エクスパンションが起こる前のレンジ相場が長ければ長いほど有効です。
短いレンジ相場ではダマシのリスクが高くなっています。
- エクスパンションを確認
- エクスパンション前のレンジ相場を確認
- ±2σに触れたのを確認
- トレンド方向へ順張りエントリー
チャートを読むのに慣れていないうちは、バンドウォークしているのかエクスパンションしてるのか自信がないこともあるはずです。
そんな時は1本目のローソク足でエントリーをせず、2本目で問題ありません。
【逆張り】RSI+ボリンジャーバンド
レンジ相場では逆張りエントリーがおすすめです。
ここでご紹介する5分取引の攻略手法は動きの少ないレンジ相場で有効に使えるものなので、レンジ相場であることは必須条件となっています。
ボリンジャーバンドは±2σを見ます。
ローソク足がボリンジャーバンドの+2σまたは-2σにタッチしているポイントがあれば、まずは第一の条件クリアです。
次にRSIを見て70以上または30以下であることを確認します。
上記のチャートであれば-2σにタッチしているので、RSIが30以下であればエントリーポイントになるということです。
2つの条件を満たしているのでこの場合はHighでエントリーをします。
転売を攻略するには?
転売ができるバイナリーオプション業者なら5分取引の攻略に取り入れておきましょう。
基本的に判定時間の1分前までは転売をすることが可能で、ペイアウトはその時点での値幅によって決定されています。
通常は稼ぐための攻略としてはおすすめはしていません。
それでも利益をあげるための攻略法として転売を使いたいのであれば、動きのある通貨ペア・相場と相性抜群なので狙ってみてください。
- GBP/JPY:1日を通して荒れた相場になることが多い
- EUR/USD:21時~22時の間に激しい値動きになることが多い
- AUD/USD:アメリカの経済指標の発表で荒れやすい
満期まで待っていれば、より大きな利益を得られたという失敗や、損切りしなければ反転して勝っていたという失敗も少なくはありません。
リスクを考えると5分取引で稼ぐ攻略には勧めません。
バイナリーオプション5分取引の攻略についてのまとめ
中身を覗いてみると5分取引なら勝てる気がしてきます。
それでも投資なので簡単ということはないので、テクニカル分析や転売をうまく活用して上手に攻略して利益をあげていってください。
インジケーターの組み合わせも自分で追求してみてもいいかもしれません。