- UrbanTowersとは
- ダウンロード方法と使い方
- 相性がいいインジケーターと実践の結果
正直、バイナリーオプションのツールは誇大広告や詐欺も多いため信用が低い傾向があります。
有料でツールを購入して後悔したくないということで、無料でダウンロードできるものを探している人もたくさんいると思います。
そんな人がたどり着くのが「UrbanTowers」。
MT4・MT5に無料でダウンロードできるシグナルツールで、カスタムインジケーターを使って分析ができるようになります。
「無料で大丈夫?」と思った人のために、評価・使い方・ダウンロード方法など、UrbanTowersの詳細についてまとめてみました。
無料でもハイスペックなツールはあるので、見極めが重要です!
最適なバイナリーオプション攻略法に迷っている方は、当サイトの「バイナリーオプションの攻略手法総まとめ!勝ちたいなら要チェック!」を参考にしてください。実際に活用できる攻略法をまとめていますので試す価値ありです。
どんなインジケーターのサインツールなのか?
まずは概要からチェックしておきます。
バイナリーオプションのテクニカル分析で使えるUrbanTowersは、矢印を表示させることでエントリーの判断ができるサインツールです。
- 6本の短期移動平均線+GMMAが表示される
- エントリーポイントを矢印で表示する
- 順張りで使う
- トレンド相場でエントリーすることが推奨されている
矢印でエントリーポイントが出るので初心者にも使いやすいはずです。
裁量トレードをしなくてもよくなる訳ではなく、表示されたエントリーポイントでポジションを持つべきかは自分で判断しなければいけません。
100%頼り切りと勘違いしている人も多いので要注意です。
バイナリーオプションのサインツールは基本的に逆張りで使うものがほとんどなので、順張りで使うurbantowersは珍しくなっています。
バイナリーオプションの分析の時のurbantowersの見方
見方を解説します。
サインツールなので赤い下向きの矢印と青い上向きの矢印が表示されているはずです。
その矢印を見てHighまたはLowでエントリーをするというシンプルな見方です。
トレンドの強さも6本の線の幅で判断できます。
ただ単純に矢印が出たからエントリーをしてしまうとダマシの可能性もあるので、必ず裁量も入れて判断をしてエントリーをしてください。
- 上向きの矢印:Highエントリー
- 下向きの矢印:Lowエントリー
- GMMAの幅が広い:トレンドの勢いが強くなっている
- GAMMの幅が狭い:トレンドの勢いが弱くなっている
よく見ると矢印が出ているポイントに線が出ているのが分かるはずです。
このラインとローソク足を見た時に、ラインをローソク足がブレイクしている場合は明確なエントリーポイントと判断できます。
逆に反発している時はエントリーは見送った方が安心です。
ただ、このチャートの場合は4つのエントリーポイントが出ていますが、時間帯や取引をする通貨ペアによっては全然出ないこともあります。
エントリーチャンスは多くないということです。
urbantowersのMT4へのダウンロード方法
バイナリーオプションではMT4を使ってテクニカル分析を行っているトレーダーが多いので、今回はMT4へのダウンロード方法を詳しく解説していきます。
まずはここからurbantowersをダウンロードすることからスタートです。
ダウンロードはパソコンからしかできないので、スマホでアクセスをしている場合はアクセスし直して作業を行って下さい。
完了したらMT4を開きます。
ファイル→データフォルダを開く→MQL4の順番でフォルダ展開を行って下さい。
さらにIndicators→Urban_Towers.mq4の順番に展開します。
するとMT4のチャートに画面が切り替わり、開いたチャート上にurbantowersのインジケーターが表示されているはずです。
このようなチャートになりました。
たまにファイル展開が完了してもインジケーターが出ないことがあるようです。
出なかった場合は一度MT4を閉じて開き直すことでトラブルが解消できるので試してみてください。
パラメーターの各項目の意味と設定
次にurbantowersのパラメーターの各項目の意味と設定方法を解説します。
設定数値に関してはその時の相場の状況やファンダメンタルズ的要因によって左右されるので、この数値がいいという正解はありません。
上記がurbantowersのパラメーターの初期値です。
Start_Period_Ma | 最小移動平均算出期間 基準となる移動平均線の期間の設定 |
---|---|
Step_Period_Ma | 算出期間を増加させる間隔 移動平均線の算出期間を増加させる間隔の設定 |
Ma_Price | 適用価格 移動平均線の算出に使う価格の種類の設定 |
Ma_Metod | 平滑化方法 移動平均線の算出方法を設定 |
Show_Ma | 移動平均線の表示と非表示 falseに変更すると移動平均線が非表示になる |
Trend_back_count | トレンドの検出に使うバーの数 トレンド判定をする時のバーの数の設定 |
FXでurbantowersを使ってテクニカル分析を行っている人は、基本的にスキャルピングトレードをしているトレーダーが多いです。
数秒から数分程度の極端に短い時間に、何度も売買を繰り返して利益を積み重ねるトレード手法のこと
その場合は人によって数値を変更することもあります。
ただ、バイナリーオプションではurbantowersのパラメーターは初期設定のままで使用しても問題はありません。
手法や相場の状況によって必要に応じて自己判断で変更を行って下さい。
SNSやブログのurbantowersの評判
Twitterでは1件しか評判が見つかりませんでした。
わたしね(*^-^*)❤️
— 秋元 ゆま@バイナリー女子 (@yuma_bo0205) July 10, 2020
FXスキャルもやってるんだけどね
それでね
スキャルをバイナリー用に改良してみたの
取引時間は長いんだけどね
ハイローの1時間取引
残り時間、15~50分程度
勝率87%
緑縦線でエントリー
黄色縦線で判定時刻
4連勝!
初心者さんには、この手法いいかもね😊 pic.twitter.com/32w3iqwSka
ボリンジャーバンドを期間20・偏差2で設定して組み合わせて分析を行い取引をした結果、7連勝という脅威の結果が出ています。
高勝率と評価されていますがデメリットも書かれていました。
このトレーダーが感じたのはエントリーチャンスが少ないことや1時間取引を使うので待ち時間が長いということです。
次に個人のブログなどで評判を調査しました。
・線と線の幅で相場の傾向や強さを判断することができて便利
・荒れている相場では条件と違う場所で矢印が出ることがあった
・単品で使うのは不安だけど分析の材料としては有料レベル
・きちんと裁量も加えるとダマシも少なく勝率アップに繋がった
・無駄に有料ツールを買わなくてよかったと思った
デメリットはあっても悪い評価はほとんどありませんでした。
トレンドが形成されている相場で活用することがおすすめされているのですが、荒れるほどになっている相場の場合は矢印が誤ったポイントで出ることがあるようです。
レンジ相場で使った人からも同じ口コミが出ていました。
色々な評価を総合的に見ると、「無料で使えるサインツールとしては優秀」で導入して後悔するようなものではないことが分かりました。
urbantowersは一目均衡表やボリンジャーバンドと相性がいい
バイナリーオプションのテクニカル分析では、urbantowersは他のインジケーターと組み合わせて表示させて活用します。
中でも一目均衡表やボリンジャーバンドがよく使われているようです。
3つのインジケーターを組み合わせて分析をすることもできます。
- 1分足チャート
- urbantowers
- 一目均衡表
- ボリンジャーバンド(期間20・偏差2)
すべてのインジケーターを入れると複雑になってしまいますが、こんなチャートが完成します。
ではエントリーまでのチェックポイントを見ていきます。
- 一目均衡表の上または下にローソク足が推移している
- urbantowersの矢印が出る
- 矢印と一緒に出るラインをローソク足がブレイクしている
- ボリンジャーバンドにローソク足が触れていたらエントリーはしない
- ブレイクせず反発した場合もエントリーはしない
最初に一目均衡表を見た時にローソク足が上にあったらHighエントリーの準備、下にあったらLowエントリーの準備をしておきます。
ローソク足がブレイクしている場合にだけ矢印と同じ方向にエントリーをして、ラインブレイクしなかった場合は見送りましょう。
単品で使うよりも精度の高い分析ができるようになっています。
urbantowers通りにバイナリーオプションで取引をしてみた結果
なんとなく使えそうなインジケーター・サインツールであることが分かりました。
どのくらいの勝率になるのかも気になるところで、本当にサイン通りにエントリーをして勝てるのかどうかも知りたいので取引をして試してみます。
見やすくするために一目均衡表・ボリンジャーバンドを外してエントリーサインをお伝えしていますが、分析時は表示させてエントリーの判断をしました。
取引の結果がこちらです。
エントリー | 結果 |
---|---|
High | 勝ち |
High | 勝ち |
見送り | – |
見送り | – |
画像の左から順番に結果を表にしました。
3回目と4回目の矢印は、ラインブレイクの信頼度が低いことや一目均衡表の位置との関係でエントリーを見送りました。
2回エントリーをして、どちらも勝ったので勝率はなんと100%。
urbantowersが使えるインジケーターだったと断言することはできませんが、詳細に分析をして使えば効力は発揮するようです。
ローソク足のラインブレイクの信頼度は以下の判断で行いました。
- 完全にブレイクした(70%)
- 完全ではないが大きくブレイクした(60%)
- 小さめだがブレイクした(50%)
- ヒゲをつけた(30%)
- ヒゲだけが抜けていた(10%)
人によってはラインブレイクの信頼度の判断に差があるかもしれないので、あくまでも目安として参考にしてください。
色々な方向から分析をすれば精度は高めることができます。
バイナリーオプションのurbantowersのまとめ
無料で使うことができるurbantowersについてご紹介しました。
自分に合わなくても損がないので、サインツールを使ってみたいけどお金を払って手に入れるのは抵抗があるという人にぴったりです。
ただurbantowersを紹介するついでに、他のインジケーターを宣伝している人もいます。
言葉巧みに誘われて不要なのにも関わらず、うっかり購入してしまわないように注意してください。
MT4やMT5にダウンロードが終わったら、まずはデモを使ってurbantowersによる分析を何度か試して勝率や精度を確認することをおすすめしています。