バイナリーオプションを経済指標で完全攻略!

経済指標でバイナリーオプションを完全攻略!勝つために避けるべき指標もチェック!

勝つために有効活用できる経済指標の発表が何かを把握し、勝つために避けるべき指標は何なのか考えるのは大変です。

そこでバイナリーオプションに大きな影響を与える経済指標と、避けるべきものをピックアップしました!

【あなたは正しいバイナリーオプションの攻略法を使っていますか?】
最適なバイナリーオプション攻略法に迷っている方は、当サイトの「バイナリーオプションの攻略手法総まとめ!勝ちたいなら要チェック!」を参考にしてください。実際に活用できる攻略法をまとめていますので試す価値ありです。

そもそも経済指標とは何か?

経済指標は重要な数値である

経済指標とは、経済状況を構成する要因(物価、金利、景気、貿易など)を数値化したもので、各国の公的機関等が発表します。
内容から経済の現状や過去からの変化を把握することができます。

参考サイト:インヴァスト証券

利益が出せるかどうかに大きく関わってくることなので、バイナリーオプションだけじゃなくFXなどのトレーダーからも注目されています。

決められた日時・曜日・時間で発表される、各国の経済に関する数値のことを経済指標と言います。

日本の経済指標は何ですか?
有名な指標だと日銀政策金利やGDP・貿易収支・企業物価指数などがあります。

経済指標がバイナリーオプションに与える影響

重要度の高い指標になるとかなり大きな値動きになり荒れることも珍しくはありません。

ある日のUSD/JPYのチャートを見て下さい。

ドル円のチャート

経済指標の発表前と発表直後を比べると、かなり大きな値動きがあったことがはっきりとチャートに表れています。

指標の数値によってはガクッと上がることもあります。

このように値動きの急上昇・急下降の原因になるので、バイナリーオプションで取引をする時の勝敗に大きく関わると言われているのです。

バイナリーオプションで確認すべき経済指標

世界各国の全ての情報を把握するのは困難です。

そこでバイナリーオプションでは、自分が取引をする通貨ペアや商品の銘柄に関係のある経済指標の発表に注目をして情報収集をします。

関係のある通貨ペアや、銘柄の多い経済指標をピックアップしました!

米雇用統計

雇用統計からは、失業者の数や就業者の数などの雇用情勢を知ることができます。

世界各国の雇用統計は重要な情報として扱われていますが、アメリカの雇用統計は特に景気を映し出すと言われ全世界から注目を集めているのです。

雇用統計【毎月第1金曜日発表】

    失業率・平均時給・週労働時間・小売業就業数・金融機関就業数
    製造業就業数・非農業部門雇用者数・建設業就業数など10項目

2021年1月8日の米雇用統計の時のチャートを使って、PayPay銀行が解説しているものをご紹介します。

まず1月8日に発表された数値がこちらです。

発表値予想値ギャップ
失業率6.7%6.8%-0.1%
非農業部門雇用数-14.0万人7.1万人-21.1万人
平均時給0.8%0.2%+0.6%

そして米雇用統計が発表された前後のチャートがこちらです。

1月8日の米雇用統計チャート

非農業部門雇用数が予想よりも大きく下回る数値になったことで、ドル売りが進み上記のようなチャートが形成されました。

ただ、その後でバイデン氏が新型コロナウイルスの新たな経済支援を発表したことで堅調な推移に戻っています。

大きな値動きがあった日のチャートも見てみたいです!
2019年12月6日の米雇用統計のチャートはおよそ1分の間に40銭円安になったので参考に見てみてください。

国内総生産(GDP)

国内総生産と言われても何の経済指標なのかピンとこない人も、GDPと英語で聞くとなんとなく聞き覚えがあるはずです。

国内総生産は国内で一定期間内に生産された財やサービスなどの付加価値の合計を示す指標です。
人々が商品やサービスの購入に使ったお金の総計とも言え、国の経済力(国の所得)を示す目安となります。

参考:みんなのFX

この国内総生産の伸び率が大きいと経済成長率も大きくなるので、発表された情報によって素直に値動きが起こります。

バイナリーオプションでも大きな影響を受けるため外せません。

国内総生産の経済指標の発表スケジュールは国によって違いがありますが、基本的に毎月後半に発表する国が多くなっています。

発表四半期ごと
順番速報値→改定値→確定値
注目項目速報値
注目月4月・7月・10月・1月

内容には【民間・公的の生産と支出】が含まれていて、政府の支出や個人浪費・企業支出・投資・輸出などが関わっているので金融市場には大きな影響を与えているのです。

政策金利(FOMC・日銀・ECB)

バイナリーオプションに関係なくニュースなどでもよく耳にする政策金利とは、中央銀行が一般の銀行に貸付をする時の金利のことです。

日本でいうと中央銀行は日銀のことになります。

FOMC・アメリカの金融政策
・Federal Open Market Committeeの略
・年に8回発表される
日銀金融政策決定会合・日本の金融政策
・会合終了後に日銀総裁の会見がある
・年に8回発表される
ECB政策金利・欧州中央銀行政策金利のこと
・発表後にECB理事長の会見がある
・毎月第1木曜日に発表される

臨時の開催が合った場合を除き、基本的に【年8回(約6週間ごと)】に政策金利の開示が行われています。

日本のように2日間で会合が行われるケースでは、政策金利の発表は初日ではなく最終日と決まっているので注意してください。

金利が上がるイコール通貨高が為替の基本です。

FOMC発表前後のチャート

ただ、値動きは政策金利発表後に行われる総裁・理事の会見の内容に左右されることがほとんどなので、ニュースなどでよく確認しておくことをおすすめします。

豪州の経済指標

「ハイローオーストラリアがあるから豪州の経済指標が重要なの?」と思った人もいるはずですが、そうではありません。

豪州の経済指標はひょんなことで大きく動く可能性があるからです。

経済指標発表日日本時間
中央銀行政策金利毎月第1火曜日13:30
中央銀行理事会議事録毎月第3火曜日10:30
国内総生産3月・6月・9月・12月の上旬10:30
消費者物価指数1月・4月・7月・10月の下旬10:30
雇用統計毎月中旬10:30

豪州の政策金利はダイレクトにスワップポイントに影響を与えるので、上がったとすると買いが増えレートも上がることになります。

経済コントロールがうまい国だからこそ、この4つの経済指標の数値は確認しておくべきです!

消費者物価指数

CPIとも呼ばれる消費者物価指数は、各国のインフレ率を確認することができる経済指標です。

一般の世帯が購入した物・サービスの総合的な価格水準のことで、ドイツの経済学者の提案したラスパイレス計算式によって算出されています。

日本では全国と東京都区の消費者物価指数が別々で発表されます。

全国の指数 毎月19日がある日の金曜日の8:30
東京都区部の指数 毎月26日がある週の金曜日の8:30

全国の指数は前月分、東京都区部の指数は速報値です。

特にエネルギーや食料などを除いたコア指数には世界からの注目が集まっていて、バイナリーオプションの取引をする時の参考にされています。

消費者物価指数は日本の発表では値動きは比較的乏しい傾向がありますが、アメリカやユーロ圏の発表では大きな値動きになることがあるのでよく見ておきましょう。

消費者物価指数の結果によって政策変更を期待し、レートが動くこともあります!

アメリカもユーロ圏も毎月15日前後に発表されているんですね!

ISM製造・非製造業景況指数

ISM製造業・非製造業景況指数とは、米供給管理協会が担当の役員に対してアンケート調査を実施して集計した数値を発表するものです。

景気の転換を示す先行指標と言われています。

ISM製造業景況指数ISM非製造業景況指数
約350社が対象約370社が対象
その月の第1営業日発表その月の第3営業日発表
午後11:00発表午後11:00発表

受注・生産・在庫・入荷状況・雇用などの項目を、前の年や月と比べて「良い・変化なし・悪い」の3段階で評価します。

米ドルと関係する経済指標なので注目度はかなり高いです。

数値が50を超えると景気は拡大、下回ると景気は後退すると言われているので、バイナリーオプションのエントリーの時も参考になります。

上級者以外は避けた方がいい理由

経済指標トレードは上級者向け

バイナリーオプションの攻略では、経済指標を狙った取引で利益を上げることができると説明されているものもありますが、あまりおすすめはできません。

ファンダメンタル分析はバイナリーオプションのような短期取引には向いていないので予想がしにくいのです。

嵐の中に自分から飛び込むようなもの…。
上級者以外には避けたほうが良いという見解になりました!

機関投資家の売買が激しいため難易度が高い

特に経済指標発表の30分前はかなり難易度があがります。

  • 経済指標発表を控えて大口のポジション調整が入る
  • 相場が大きく予想外な動きを見せる可能性がある

プロトレーダーは経済指標の発表の影響による損失のリスクを少しでも減らすために、ポジションを軽くする傾向があります。

きれいに上昇トレンドが形成されていても、急激に下がることもあるのです。

ポジション調整や決済が頻繁に行われる経済指標発表の30分前は、分析も予想も難しく初心者が太刀打ちできる相場ではありません。

カレンダーでスケジュールを把握しよう

経済指標の発表に巻き込まれないようにバイナリーオプションで取引をするなら、指標カレンダーを活用することをおすすめします。

スケジュールは予め決まっています!

経済指標カレンダー

これはYahoo!ファイナンスの経済指標カレンダーですが、他にもみんかぶFXXMにもあります。

いずれも無料で見ることができるので、取引をする前に確認しておくと予想外の値動きに翻弄されることなく安定したトレードができるはずです。

相場に与える影響の大きさや予想がすぐに確認できますね!
前回の結果も一緒に確認できるので便利です!

バイナリーオプションで経済指標狙いの取引のやり方

難易度が高いことを理解した上で、それでもバイナリーオプションで経済支援を狙った取引がしたいのであれば、やり方を考えてエントリーをしてください。

ギャンブルトレードは絶対にしてはいけません。

事前予想をチェック

もう一度経済指標カレンダーを見て下さい。今回の発表がどのような数値になるのか予想が書かれているはずです。

経済指標カレンダーの予想

予想されている数値が、過去の数値と比較してどうなっているかでエントリーを決めます。

例えば前回の結果の数値よりも今回の予想の数値の方が高かった時は、対象の通貨が買われやすい状況が作られるということです。

反対に予想の方が低ければ売られやすくなるという判断になります。

バイナリーオプションでは数値がよくなり、買われやすい状況にある時に勝つトレーダーが多いと言われています。

直前の結果・予想・過去の結果から予測を立ててみてください!

短期の順張りを狙う

逆張りで攻略をする人は少数派で、基本的にバイナリーオプションの経済指標取引では順張りを使ってエントリーをしていきます。

予想しにくい相場なので、トレンドができたら素直にエントリーする形が1番です。

取引時間が長いと相場反転のリスクがあるので、必ず短期取引でエントリーをするようにします。

取引方法の詳細はyoutubeに解説動画がたくさんありました!

エントリーの根拠がない場合は、経済指標取引はしない方がいいという説明には納得です。

予想しにくいからと根拠を探すこと無くギャンブルトレードをしてしまうと、勝率は50%を切ってしまうので損失のリスクしかありません。

短期の順張りで根拠のあるエントリーを心がけてください!

経済指標発表後の反発狙いもアリ

相場は一定方向に動いた後、反対方向に動くという特徴があります。

経済指標の発表によって急激に上昇・下落した場合、発表の後に反発を起こして上がったり下がったりした分を戻す動きをすることが多いのです。

チャートの特徴

ただ、経済指標発表直後で荒れている場合は様子見をします。

ある程度値動きが落ち着いてきた時に、逆方向へのエントリーをして反発を狙うという攻略法もあることを頭に入れておいてください。

かなり重要な経済指標の場合は、反発が起きずにトレンドが続くこともあるのでよく動きを観察しておいてください。

難しいのには変わりないですが、攻略できそうな気もしてきました!

バイナリーオプションの経済指標取引の注意点

経済指標トレードの注意点

あまりおすすめはされていませんが、バイナリーオプションでも経済指標の発表を狙った取引ができることが分かりました。

でも以下のことに気をつけて取引に臨んで下さい。

資金管理を徹底する

経済指標トレードでは、いつもの取引と違って力が入る人も多く、出来ていたことが出来なくなるケースも珍しくはありません。

・熱くなりすぎて取引回数が増える
・掛け金を増やしてしまう
・負けても勝つまでやめられない

こうなってしまうとどんどん負のループにはまってしまい、利益をあげるどころか損失が膨らみ続ける可能性の方が高いです。

大げさかもしれませんが経済指標トレードはハイリスク・ハイリターンと言えます。

そんな危うい状態で自分を見失ってしまわないように、バイナリーオプションの資金管理と取引のマイルールは徹底しておきましょう!

タイミングを逃したらエントリーしない

経済指標の発表前後は予想外の動きが多く、エントリーのタイミングを逃すこともあります。

もしエントリーのタイミングを逃してしまったのに妥協エントリーをすると、経済指標を狙った取引ではなくなってしまいただのギャンブルです。

タイミングを逃した時は次のタイミングまで待ちましょう。

たった数秒エントリーのタイミングがずれただけでも、負けてしまうということも頻繁に起こっているのです。

落ち着いて冷静に判断しましょう!

タイミングはかなり重要ですよ!

値動きが激しすぎる時は避ける

重要度の高い経済指標の発表では、値動きがあまりにも激しすぎることでバイナリーオプション業者では約定拒否が起こる場合があります。

約定拒否ゼロの業者はありません。

値動きが激しいということは、

・まだエントリーポイントがきていない
・すでに反転していてエントリーが遅れている

という残念な状況なので、無理にエントリーをしてもいいことはありません。

むしろ約定拒否でムダなエントリーをしなくて済んだと、ポジティブに捉えた方がいいレベルです。

バイナリーオプショントレードで値動きが激しい時はチャンスとは言えないので、様子を見ることをおすすめしています。

バイナリーオプションの経済指標に関するまとめ

難しく感じたかもしれませんが、バイナリーオプションの経済指標取引は以下のポイントを抑えていればリスク回避をしながら取引をすることができます。

ポイント
  • 上級者以外は指標トレードは避けたほうが賢明
  • 重要な経済指標の発表スケジュールは把握しておく
  • 取引をする通貨ペアや銘柄に関係がある経済指標は把握しておく
  • 基本的に短期取引の順張りで攻略をする

経済指標の発表前後の取引がどんなものなのか、実際に体験をしていない状態では理解がしにくいかもしれません。

どうしても知りたい時はデモを使って相場の動きを体験してみてください!

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